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日本でデュアルSIMスマホは流行らない2つの理由。XperiaZ3 Dualは日本に来ないよ。

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フィリピンでデュアルSIMスマホが普及している理由

まず日本の事情に入る前に、海外の事例から話したいと思います。

東南アジアは色々と行きましたが、特にフィリピンの携帯電話事情に関しては少し詳しい方だと思っています。フィリピンにおけるdocomoのようなキャリアは「Globe」と「SMART」の2社です(最近はもう一つ出てきましたが、それでもまだまだ)。


それぞれのキャリア同士のSMSが無料になっていますので、周りの所持しているキャリアの状況によって、2つのSIMを持っている人がいます。日本のようにデータ通信が無制限のプランも月に1000円払えばあるのですが、フィリピンにおいてそこまで支払える人は多くはいません。だから無料のSMSでの連絡が頻繁にされています。これが1つ目の理由です。


ということで、データ通信が無料でないフィリピンだからこそデュアルSIMスマートフォンの普及率は高いんです。僕もチェリーモバイルというフィリピンの会社のスマホを持っていますが、これもデュアルSIMです。2つもいりませんでしたが。笑


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2,3年前に購入したチェリーモバイルのスマホ。価格は5,500円程(当時)

それともう1点ですが、インフラが悪いというのが挙げられます。Globeは通信できるのに、SMARTはできない!その逆も当然あります。これより、どこでも繋がるように2つの異なるキャリアのSIMを所持する必要があるんですね。これはお金に余裕のある人の行動ですが。


日本がデュアルSIM不要な理由

上記のフィリピンの例を見れば、なぜデュアルSIMスマホが日本に不必要なのか分かったかと思います。日本がデュアルSIM不要な理由は2つありますが、上記の真逆の理由になります。

日本のインフラは素晴らしい!

これは大正義です。「カバー率95%!」という競争をキャリア同士でしているおかげですね。たったの1%でさえも、例えそれがペイできないエリアであっても投資をしてきたのが日本のキャリアであり、それがある意味広告効果に繋がるんですよね。この結果として、どこでもだいたい繋がる日本の電波となっています。僕もフィールドリサーチで過疎地域に行きますが、やはりdocomoが一番最強です。笑 SoftBank利用者でしたので接続が不可能でしたが、その時は良いネット断食になりましたが*1

ということで、エリアの範囲に不満があるから2つ以上のキャリアを持つ必要がないんです。「エリア」を求めるなら現状はdocomoのシングルシムで済む話です。


ネット・通話通信無制限がデフォルト

最近は見かけなくなったSMSですが、メールの普及に依るものでしょう。あのパケホー代のネット無制限によって、パケットを気にせずにバンバンメールしたり、ネットをするようになりましたよね。それが他社でも同社のユーザーでも関係の無い状況を生み出しました。

ちなみに携帯電話が同社ならば無料になるプランを打ち出しのは、孫さんがボーダフォンを買収した後からでしたよね。つまりそれまでは同じキャリアであっても、他者へ電話するよりはやや安くなるだけであって、2社以上のSIMを持つ意味合いがそこまでありませんでした。SoftBankが同社同士の無料を打ち出して最終的にはdocomoも同じようなプランを打ち出したのは数年後。。。

そしてそのまた数年後にカケホーダイの流れがやってきた。

このように通話も同社他社に関わらない無料通話が普及し始めています。また、以前にも書きましたが、最近では数多くの電話アプリまで登場していますので、通話料金に困らなくなってきているのが現状です。格安SIMの電話アプリを徹底比較!LINE電話/楽天でんわ/キャリア通話/SMATalk/050Plus - なまけるのに飽きるまで-格安SIM・スマホを使い倒す



もうここまできたら無理してまで2社以上のSIMを利用して通話やSMSのやり取りに拘る必要がないかと思います。

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それでもデュアルSIMスマホの需要はある

そもそも今回この記事を書いているのは、下記のXperiaの記事に影響されてです。日本ではXperiaZ3が発売されていますが、そこから派生して海外で発売されているXperia Z3 Dualは日本"未上陸"です。僕自身も日本に投入しないで良いと思っています。


デュアルSIMが必要になるシチュエーションについては、上記の記事から引用しますと、

たとえばドコモやソフトバンクなど、長年メインで使い続けているSIMカードを1枚入れておく。そしてもう1枚は、格安SIMを入れておく。
こうしておけば、通話はキャリアSIMで、データは格安SIMでといった使い分けができる。
あるいは仕事とプライベート用に2台のスマホを持ち歩いていた人も、Xperia Z3 Dualを使えば1台で2つのSIMカード=電話回線を同時に利用できるというわけだ。

というのがありますが、これには同意できます。

ただし最近では長年メインで使い続けるほど意味があるのは、キャリアのメールアドレスだけであり、電話番号に関してはMNPでどうにでもなっちゃいます。そしてLINEが普及しまくっている昨今では、キャリアのメアドの価値も下がりつつあります。よってキャリアメールを使わなくても良い人にとっては、格安SIMへMNPしちゃえばいいんですよね。

格安SIMへのMNP先として最近新しく出てきたDMMmobileが好印象です。ネットのみの料金は1GBで660円という破格であり、電話プランを追加してもたったの1,460円です。デュアルSIMを使わずに、こういった格安SIM1枚で事足ります。
【DMM mobile】1,460円から通話とネットが使える!

また、「仕事とプライベート用に2台」というのは、以下のdocomoのプランも存在するので、このプランである程度需要を既に吸収しているでしょう。
2in1 | サービス・機能 | NTTドコモ

そもそも仕事とプライベートで2台で分けているのは、企業がセキュリティーを謳ってそうさせている可能性がありますから。一つのスマホに仕事とプライベートを入れたい!という需要は、今さらそこまで無いような気がします。


電話料金のコモディティ化については先の電話アプリの出現のように深刻化しています。よって、キャリア電話番号+格安SIMという需要も薄くなってくるでしょう。


まとめ

これよりデュアルSIMの需要は日本にはそこまで無いというのが僕の出した結論です。この薄い市場を狙ってXperiaZ3のデュアルSIMバージョンを投入してきたらSONYも黒字化は難しいでしょうね。そんな判断をしちゃぁ、赤字は膨らむばかりですから。。。ということで今回Dualを日本に投入しないあたり、SONYはまだまだ有能な部分が残っていることが伺えますね!株買っちゃえw


以上になりますが、

それでも、僕は、XperiaZ3 Dualは欲しいなと思いますよ。w
『キャリアSIM+格安SIM』で2つのSIMを使えば便利になるのかもと思っていますから。電話番号を所持する為に、700-800円以下でキャリアSIMを維持できればいいんですからね。そして、おサイフ携帯もまだ公式には利用できないのが格安SIMですから、キャリアSIMの重要性はまだあると思っています*2

よって、auやSoftBankのキャリアSIMをぶっさして、それらはおサイフ携帯や家族通話にのみ利用し、ネット料金用に先ほど紹介したDMMmobileを利用するという流れであれば、デュアルSIMはありだと思います!

だからと言って、これを100人中100人が知る事もないだろうし、知っても行動に移さないのが人間です。やっぱり市場は薄いです。XperiaZ3 Dualは日本に来ないでしょう。格安スマホとしてXperiaのSIMフリーはボチボチ売ってるみたいなので欲しい方はそれでもいいかもしれません。


では!

P.S.
そして、現在とあるAndroidのスマホを使用していますが、結構いいなと思っています。それでもiPhoneが恋しいですが、全然行けます!今度レビューします(レビュー記事書きました↓)。
MVNO各社が提携しているLG『G2 mini』というスマホの良さ。コスパ高し! - なまけるのに飽きるまで-格安SIM・スマホを使い倒す

*1:ただし、2回目以降の調査時は格安SIMはdocomo回線だったので、バンバン使いました。

*2:一応非公式になりますが、格安SIMでもおサイフは動作します。非公式なので、自己責任ですが。