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12インチのMacBookはここが"ダメ"だ!買うべきでない5つの理由

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新しいMacBook


12インチの新型MacBook登場!スペックと気になるお値段など - なまけるのに飽きるまで


期待を胸に、新しいMacBookの登場を心待ちにしていました。上記の記事でも僕は買うべき理由を列挙してみましたが、一夜明けると、その熱は冷めてしまいました。笑


確かに新しいMacBookは素晴らしいモデルチェンジを遂げたと思います。
それでも、購買意欲を高める何かが欠けていた、欠けすぎているのではないかと思うのです。



買うべきでない5つの理由

では、新しいMacBookを買うべきでない理由を挙げてみましょう。
小型化したMacBookにはメリットもありますが、それなりのデメリットもあると思います。


USB-Cポートが一つ

やっぱりこれって不便なことが多いです。
iPhoneを充電しながら利用することもできませんし、
iPhoneとの同期がWi-Fi前提になっています。


やっぱりMacBookとiPhoneの接続は未だに必須事項ですし、家で有線接続する際もアダプターが必要になってきます。つまり、今回の新しいMacBookはまだアダプターありきの存在だと思います。


Appleストアにて、アダプターが発売されます。自分は2,000円ぐらいかなと思っていたら、9,500円らしいです。高すぎ!MacBookを買うなら+1万円をみておく必要があるわけです。
USB-C Digital AV Multiportアダプタ - Apple(日本)

アダプターは、現在普及しているUSB規格とHDMI、USB-Cタイプの3つへの接続が可能となっています。

  • HDMI
  • USB 3.1 Gen 1
  • USB-C


USB-Cが未普及


USB-Cタイプを採用する初のパソコンと言われるぐらいですので、Cタイプの普及率は0に近いです。

ここからAppleがパイオニアとしてCタイプの普及を牽引していくと思われますが、未普及であるのには違いありません。アダプターがなければ他の人から借りたUSBメモリーを差すことさえできないのですからね。こういう点からもアダプターは必須でしょう。


幸いにも?パソコンの寿命は10年もありません。1年、2年で買い替える人も多いでしょう。なのでCタイプの普及にはそんなにも時間が掛からないと思います。来年当たり、普及していることを望むばかりです。



ストレージも拡張できない


MacBookのストレージって高いですよね。
128GB増加させるだけで数万円吹っ飛ぶんですから。


ただ、現在のMacBook AirにはSDスロットが付いていますので、外部のメモリを挿入することが可能です。写真や動画はこうしたメモリに保存することで、MacBook自体のSSDを節約して使うことができます。


例えば、以下のような商品です。64GB増設で5000円。安いですね。

Transcend Macbook Pro専用 SDスロット対応拡張メモリーカード JetDrive Lite 330 128GB for Macbook Pro with Retina display 13" (Late 2012 - Late 2013) TS128GJDL330


今回のMacBookはそんなスペースなどありません。
現行のMacBook Airも128GB増設するだけで2万円取られてしまいますから。もちろん適正な価格範囲だとは思いますが、やはりストレージで拡張できるならばそうしたいですよね。


ちなみに僕のMacBook Airは256GBに増設しています。SDで拡張できると言っても、内部容量が多い方がUXも大違いです。ただ、写真類はSDに入れています。



そんな軽くないし薄くない


テクノロジーの進歩は確かに素晴らしい。新しいMacBookもバッテリーを余すこと無くPCの中に充填させています。MacBook Airと同じ起動時間を保てて、薄くなり軽くなったのは素晴らしいと言えるでしょう。


ただ、現在使っているMacBook Airが重くて厚くて不満に思ったことはこれまでに一度も無いです。新しいMacBookの薄さや軽さに関しても僕はそれほど重要視していません。


MacBook Air11インチと新しいMacBookを比較しても160gしか変わりません。13インチと比較しても430gです。iPad Air2の重量が437gなので、それを引いた分の重量が新しいMacBookの重さとなります。


この点より、重さや薄さに関してはそれほどのプライオリティがないことが分かります。




高い

新しいMacBookもそれなりの値段はします。

MacBook Proは、新しいMacBookと同じ価格でありながら、バッテリーも長持ちし、アダプターも不必要です。プロセッサもMacBook Proの方が勝っている点もあります。


テクノロジーの進歩は大きさに表れると思います。

昔のコンピューターと言えば、部屋一杯に張り巡らされた機械の総称でした。今では、ノートブックと同じぐらいの大きさです。進歩すればするほど小さく、ポータブルになってきます。その点では新しいMacBookは素晴らしいものです。ただ、ゴツいもののMacBook Proの方がコスパでは勝っています。



まとめ


以上より、新しいMacBookを買うべきでない理由を列挙してみました。


これは買う際の判断材料にしてもらおうと思って書いたものです。僕もこんなことを書きながら、新しいMacBookを買っているかもしれません。「新しいMacBook=良いもの」と盲目的にならずに、少し一歩下がった目線から判断してみようと思いました。


2012年の当時は、その薄さや重さに惹かれてMacBook Airを買ったものの、「なんでCDドライブがないんだバカヤロー!」とさえ思っていました。ただ、今となればHDMIもLANポートもCDドライバも無くて良いとさえ思えてきました。

こんな風に、新しいMacBookへの不満もだんだんと無くなっていく可能性だってあります。


MacBookの左サイドにはUSB-Cのポートがあり、右サイドにはイヤホンの差し込み口があります。Bluetoothヘッドホンも普及していることから、このイヤホンの差し込み口をなくしてUSBポートにしてみたらもっと利便性が高くなると思うのですが、AppleにはAppleなりの理論と哲学があるのでしょう。


削りに削った今回のMacBook。
吉と出るか凶と出るか。
時代はどう判断するのでしょう。


僕は今回のMacBookを買わずに、2012年に買ったMacBook Airを使い続けます。そしてキーボードは1万円で交換しようと思います。それについてはまたレビューします。


そういえば、アメリカではMacBook Proを使っている学生が多いです!日本ではMacBook Airを持ち歩いている人が多かったので、対照的に思えたり。そんなMacBook Proユーザーが果たして新しいMacBookに移行するのかどうかも見所ですね。


では!