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ラグビー観戦を楽しむためのルール解説。観戦する時に注目して欲しいプレー!

スポーツ
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ラグビーワールドカップがかなり注目を浴びているようですね!

南アフリカという強敵に勝っていなかったら「いつもの日本(=世界で勝てない)」という意味で、大きく取り上げられることもなかったでしょう。実際僕も日本は負けると思っていました。0.01%でも勝つ見込みがあるならば...という思いで見ていた人も多かったと思いますが、それがまさかの歴史的勝利になりましたからね。何が起こるか分からない野球とは違って、勝つところが勝ってしまうラグビーでは信じられない試合でした。


僕がなぜラグビーの記事を書くかというと、僕も一応ラガーマンでした。しかも代表選抜のNo.8をやってましたからね。今もOB戦でちょこっとやるぐらいですが、やっぱりラグビーは痛いけど熱いです!!!しかしルールが難しい、と思う人もいるかもしれません。数年の経験者だって全てのルールを熟知しているわけではないので、簡単にわかりやすく解説していきます。そして注目して欲しいポイントも書きますので、心得ておくと楽しく観れると思います。


ルール解説:反則編

ラグビーのルールで一番厄介なのが反則です。サッカーでは大なり小なりの反則をするとフリーキックを貰うことができます。しかしラグビーには2つの種類の反則があります。


小さい反則

ラグビーにおける小さい反則は次の2つを覚えておけばよいでしょう。

  • スローフォワード
  • ノックオン

これらの反則を行ってしまうとスクラムで相手ボールからになってしまいます。スクラムはみなさんおなじみのやつです。
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スローフォワード

スローフォワードは、名前の通り「前に投げる」行為の反則です。

ラグビーはボールを前に投げてはいけない!というのは誰でも知ってますよね。アメフトは前に投げてもOKなのに対してラグビーは前に投げてはいけません!審判のジェスチャーが投げる行為をしている時はだいたいこの反則になります。


ノックオン

ノックオンはボールを前に落とす行為です。前に落とす=前に投げるという意味ですので、スローフォワードと同じ意味と捉えてもOKです。ノックオンなのか、それともボールを落とした流れでボールをキックしたのか分からない時もありますが、ラグビーはボールを蹴ることで前に全身することは許されています。


しかしボールを蹴ったプレイヤーよりも後ろにいるプレイヤーしかプレーできないというルールもあります。後ほど「オフサイド」という反則についても詳述します。


大きい反則

大きい反則は、ペナルティと呼ばれており、かなりダメージとして痛いです。ペナルティで相手にボールが渡れば、キックして横の線を超えても再び相手ボールになったり、キックして点数を入れることも可能です。できれば大きい反則(ペナルティ)をしないことが重要ですが、やはり避けられないものなんですよね。。。


ペナルティ行為は通常プレーと紙一重だったりするので、ギリギリのプレーをしているとどうしてもペナルティになってしまうことがあります。自陣でのペナルティは自滅行為ですのでかなり慎重さが求められます。


オフサイド

ペナルティの1つにオフサイドというものがあります。簡単に言えばボールの位置から後ろのプレイヤーのみがプレーできて、前にいるプレイヤーがプレーするのが禁じられているのです。ボールを前に蹴ることがOKで、味方プレイヤーが最初から前にいて、それをキャッチすることが可能になってしまえばラグビーでなくなります。アメフトになっちゃいます。笑


だから「オフサイド」はラグビーという競技を貫くために重要なルールと言えるでしょう。オフサイドはほぼ全ての場面で適用されます。ボールが密集している時も(見えない)オフサイドラインが設定されます。
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上の写真はモール(ボールを立ちながら持って、相手と味方がそれぞれスクラムのように押し合う)になっている状況です。後ろのプレイヤーがボールを持っていますが、横から日本人選手が割って入ることはできません。密集地から横にオフサイドラインが引かれるイメージです。もしこれを超えてしまえばオフサイド、ペナルティです。


ピックアップ

ラグビーのプレー中には先程の「モール」と「ラック」と呼ばれるものが見られます。モールは、ボールを立ちながら持って密集していることを指しますが、ラックはプレイヤーがタックルで倒されて寝てしまい、そこで密集していることを指します。モールと少し似ていますね。もちろんオフサイドラインもありますよ!
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こんな感じでラックは寝ている人とボールを堺に味方がボールを相手に取られないように壁を作ります。良い太ももそしておしりですね...
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相手がこのボールを取りたい時は、一度この壁を剥がさなくてはなりません。かなり難しいので、相手も無理に剥がそうとはしません。ラックはボールが安定して供給できます。日本もボールを持って果敢に前に攻めて少しずつ少しずつ前に進んでいき、そして横に展開していくというプレーを得意としています。南アフリカ戦の時もそれで逆転しましたからね。


ラック中に覚えてほしいことは一つだけ。中にいるプレイヤーは基本的に手を使ってはいけないということ!手を使ってボールを取ればピックアップ(ハンド)という反則になってしまいます。足を使うのはOKです。モールは手で、ラックは足とおぼえておきましょう。


ちなみに僕がラグビーを始めた時によくやったペナルティがこれです。先輩に「お前、何度目や!!」なんて怒られてました。笑


暴力行為

あまりワールドカップでは観られませんが、暴力行為もペナルティです。関係ない相手を攻撃(オブストラクション:邪魔行為)するのはご法度です。テレビ中継がされているので、そんな変なことをするプレイヤーはいないでしょう。


しかし相手に危険なプレーをすることは偶然にもあります。相手の首にタックルしてしまう行為などです。故意でなくとも腕が首に回ってしまった...なんてことは時々ありますので、それもペナルティになります。



ルール解説:点数編

ラグビーは点数が5点入ったり2点入ったり、サッカーや野球みたいに1点ずつ入らないのでこれまたややこしい。。。


しかしこれさえ覚えておけば簡単です!

  • トライ(相手陣地にボールを運ぶ):5点
  • トライ後のキック:成功すれば2点
  • ペナルティキック:成功すれば3点

上の2つはセットになっています。トライは、ボールを持って相手の陣地にボールをタッチすれば5点貰えます。そしてさらにボーナスチャンスとしてトライした場所の延長線上からキックしてポスト内に入れば2点貰えます。


ペナルティキック

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また、先ほど紹介したペナルティ(大きい反則)をした場所からもキックすることも可能でして、入れば3点貰えます。ペナルティキックを用いることで、相手との差を縮めたり、少し引き離すこともできます。この3点というのが絶妙でこれに泣いたり笑ったりする場面がかなりあります。


日本のキッカー(ボールを蹴る人)は、五郎丸選手です。名前が「五郎丸」と珍しいのですぐに覚えられるでしょう。五郎丸がキックをする前はお祈りのようなポーズを取りますので、ここは要チェックです。いやしかし、五郎丸イケメンだな。。。


ペナルティキックの成功率は80%は欲しいところです。
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スコットランド戦では50%とあまり良い結果ではなかったですね、五郎丸。


ややこしいルール

マーク(フェアキャッチ)

こういうのは紹介すべきではないんですが、どうしても細かいルールを知りたいという方に向けて書きます。とは言っても意外と簡単だったりします。ラグビーって基本的なルールは簡単なんですが、ルールが複雑に絡み合ってそして多すぎるんですよね。これじゃ大衆的スポーツになりませんわ...


マークというのは相手が蹴ったボールを自陣の22mライン以内でキャッチしたら宣言できるものです。ボールをキャッチした瞬間に「マーク」と宣言します。南アフリカ戦でも五郎丸が相手のキックしたボールをキャッチして「マーク」を宣言していましたね。声が通りにくいのでジェスチャーをしています。
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これはフェアキャッチと呼ばれていて、マークを宣言することでフリーキックをゲットすることができます。相手がキックして相手のプレッシャーがある中で自陣でボールをキャッチして味方がいないというのは不利ですからね。こういうルールが残っているのです(昔はどこでもマーク宣言OKだったようですが)。


フリーキック

フリーキックの場合、ペナルティキックと違って、ボールが線を超えてしまえば相手ボールからの再開となります。


線の横を超えた場合は、ラインアウトと言って、相手と味方が横に並び合ってボールを奪い合います。持ち上げるタイミングを相手にさとられないように、ボールを投げる人はサインを言っています。
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たまにボールが線を横切ったのに、ラインアウトをせずにすぐに再開するときもありますが、これはクイックプレーです。本来、ラインアウトというものはなくても良くて、とりあえず横からボールを投げ入れればOKなのです。それでもジャンプしなければすぐに相手にボールを取られてしまうので、ラインアウトという形でゆっくりと再開するのです。


ちなみにジャンプしている最中はタックルしてはいけません。ジャンプ中は無敵状態なのでジャンプ中のタックルはペナルティです。


もちろん人を持ち上げたまま歩いたり、長く持ち上げたままにしておくのもダメです。笑 ジャンプは一瞬のものですからね、ラインアウトで人を持ち上げる行為は一種の特例みたいなものです。



まとめ

以上ラグビーに関するルールの簡単なまとめでした。ラグビーワールドカップでは、審判目線のカメラがありますので、それを見ると臨場感を感じますよね。
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説明を簡単にするために、少し大げさに説明しているところもあるかもしれませんが、大きくはずれていないと思います。この記事をしっかり読めばあなたも今日からバリバリのラグビー観戦者になれると思います!


分からないことがありましたらコメントなどで書いて貰えれば追記したいと思います!


では!