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今後の携帯電話の節約術はこれに限る!今後のMVNO市場とキャリアの動向のトレンドに合わせた技を一挙公開!

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今後のSIMロック携帯規制緩和を見越したdocomo

下の記事にありますように、docomoが何やら凄い事を仕掛けてきましたね。
ドコモが既存ユーザーにもカケホーダイ加入を強要へ、旧プランの月々サポート打ち切り | Buzzap!


要約すると

これからパケホーダイに加入したいならば、カケホーダイのプランのみしか適用されない
→最低でも月額6,500円
もし、カケホーダイのプランに加入しないなら、月々割は適用させない
→iPhoneとか自腹で払って契約してね

ということです。


SIMフリー化が義務化される来年以降に備えてのことだと思われます。



なぜロックを掛けるのか

docomo(に限らずauやSoftBank)は今まで、携帯電話にロックを掛けてきました。このロックによって、その携帯電話は購入先のキャリアでしか使えなくなります→顧客の囲い込みです。


また、こうした携帯電話にロックを掛ける事によって、携帯電話の製造会社(富士通、SONYとか)とコラボして販売する事が出来ていました。つまり、製造会社は営業(販売)の事を考えずに、製品を作る事ができ、それをdocomo等が頑張って売ってくれるというビジネスモデルでした。


カケホーダイの強制

しかしながら、MVNOが勢力を上げてきて、これまでのキャリアが作り上げてきたビジネスモデルを壊しつつあります。そういう状況下にあって、総務省のご通達です。docomoにとってみれば、携帯電話にロックを掛けられない状況は面白くないので、どうにかして顧客を囲い込む策を考えなければなりません。それが、今回のdocomoのカケホーダイプランの強制になります。


今までの携帯電話のユーザーは月々割という制度のおかげで、iPhone等を実質無料という形で利用する事が出来ていました。もし、月々割がなかったとしたらパソコンを買うようなお金を用意しなければ、iPhoneという機種は本来は買えないのです。


アメリカにも、キャリアと同時契約する事でiPhoneを安く手に入れる事ができるプランがありますが、さすがに"無料"とまでもいかないですし、キャッシュバックもないので、日本程安くはなりません。


iPhoneを無料で手に入れて月々5000円程度の費用で、ネットも7GBまで利用できるというのは、世界を見渡しても日本ぐらいです(マジで)。例えそれが2年の縛りがあったとしても、2年で新しいiPhoneに買い替えられると思えば、相当なお買い得プランだと言えます。



これからは携帯電話の二極化が進む

しかし、総務省のおかげで(せいで)、過度なキャッシュバックにメスが入ったり、SIMフリー化させたりと、賢い利用者にとってはかなり不利な状況になりつつあります。そうした恩恵がなくなりつつあります。


docomoも企業ですので、こうして顧客を囲い込んでいくしかないでしょう。それで逃げていく客はどうせMVNOを利用するので、回り回って電波を貸し出しているdocomoの利益に繋がるのです。


そう、docomoは比較優位を十分に理解した上で、このプランを打ち出していると考えられます。

比較優位については
「農業と経済」を読む!〜持続的資源利用と農業貿易自由化 著:加賀爪優〜 - なまけるのに飽きるまで
TPP反対派の大義をスライドにまとめてみた - なまけるのに飽きるまで
上記の記事を参照下さい。


つまり、高額な顧客はdocomoが請け負い、やっすいプランに食いつく奴はMVNOの所で契約してね。ということです。実に面白い。


今後の携帯電話の節約術はこれだ!

ということで、高額なプランを使わずに、月々最低限の料金でスマホライフを送るにはどうしたらよいでしょうか。


以下、三つのプランを考えてみました。

ガラケー+iPad

これは王道の王道というプランです。

ガラケーの強みとiPadの強み、それぞれが補完し合う形です。
ガラケーは月々の料金も安いですし、おさいふケータイに加え、様々な機能を併せ持っています。そしてブラウジングについては、iPad等のタブレットで完結するというものですね。


月々料金
=ガラケー料金+iPad用SIM
=2000円程度

IIJmio データ通信専用SIM 3GB 900円



スマホのみ

スマホのみのプランというのもいいかもしれません。iPad等タブレットは別に使わない、もしくは室内のWi-Fi環境で、iPadを使うい格安SIMはiPad用にはいらないという方はこちらを。

格安SIMに通話プランがついたものがお勧めです。

月々料金
=IIJmio通話プラン
=1,728円

もしくはデータ通信プランにIP電話アプリとかでもいいかもしれません。


通話プランを選択すると756円加算されます。それに比べ、050PlusなどのIPアプリだと無料〜324円で良いので、約400円安いプランとなります。080や090の電話番号を持っておきたいか否かで選択をしましょう。



スマホ+iPad

で、やや値段が張るけれどもお勧めなプランがこちらです。

スマホでもiPadでもネットを使いたいという方は、IIJ mioのファミリープランがお勧めです。
ファミリープランでは3GBの容量を3つのSIMまで共通して使えるので、無駄なく使用できます。


これなら、せっかくiPhoneを持っているのに、ネットが使えないのは何か勿体ないというデメリットを防ぐ事ができます。


料金体系は以下の通りです。

1、IIJ mioのファミリープラン(音声通話付き)
=3,520円

2、通常キャリア契約+IIJmio(通話付きor050Plus)
=2,000円から3,000円

3、IIJmioを2つ契約
=3,000円程度


自分の中では、ファミリープランの方が前述の通り、共有できる点からお勧めできますが、


最安を狙うなら、キャリア契約+IIJmioでしょう。
しかしこの場合、キャリア契約ではネットが使えない(使ったら高額)ため、ブラウジングはiPadオンリーとなります。

IIJmio高速モバイル/D 音声通話機能付きSIM ミニマムスタートプラン


これからの携帯電話の節約術は、このあたりに集約されていくかと思われます。
docomo(キャリア)と直接契約するか、間接的に契約をするかという2択には変わりありませんので、その中で自分にあったものを選んでみましょう。


コメントに現在の携帯利用の状況等を書き込んでくれますと、自分が相談に乗りますので、お気軽に!!!


では!