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オンライン英会話も頭打ちする。オンライン英会話3年の僕がアメリカへ留学して気づいた事

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オンライン英会話

オンライン英会話の説明については不要でしょう。今回は、オンライン英会話のデメリットというか、注意すべき点を書いていきます。

僕も日本ではオンライン英会話を毎日のように受講していました。受講前はTOEICが300点台だった僕が、2年から3年かけて800点程までに点数を伸ばせたのは、確実にオンライン英会話のおかげです。

しかしそれでもオンライン英会話には限界がある。という話を今回は書きます。

オンライン英会話では何を習ったか

オンライン英会話では、主にニュース記事を読んで先生とディスカッションするような感じでした。最初は全然上手く話せなかったけれども、1、2年経つと不思議な事にある程度スイスイと話せるようになりました。

オンライン英会話以外の時間に特に英語の勉強をしたことはありませんでした。よって、単語力も文法能力もTOEIC300点台のままでずっと突っ切っていたのです。だから2,3年という年数が掛かったのだと思います。予習、復習は大事だと思いながらも全然していませんでした。


オンライン英会話では、主に知識を入れるよりも、アウトプットの方が多かったような気がします。つまり、単語力や文法力は自然に上がるのを待って、取り敢えずスピーキング力を伸ばそうというものです。


これでTOEIC700点まではいきました。もちろん、TOEICを専用に勉強なんてしたことないです。

フィリピン留学

アメリカへ留学をしようと決意した時に、TOEFLというTOEICとは別の試験を受けなければならないという事を知りました。TOEFLを極める為に、フィリピンに語学留学をしに行き、合計2ヶ月程フィリピンへ行きました。

ここまで僕はずっとフィリピン人の先生から英語を習っていたわけです。

もちろんTOEICもTOEFLも点数が伸びましたので、格安留学さいこー!なんて思っていました。

フィリピン英語学習のデメリットには結構盲目的になってました。

アメリカ留学で実感したこと

異国の地、アメリカへ到着。

授業で先生が言う事も理解はできます(ゆっくり話す先生が多いので)。

しかし、ネイティブとの日常会話に問題が出てきました。そしてそれはつまるところ授業にも繋がる話です。


まずは、リスニング能力。

フィリピン人の英語には米語特有のリンキング(単語と単語がくっつくやつ)や、アクセントの高揚感があまり無かったのか、米国人の会話があまり聞き取れませんでした。笑

さらに、フィリピン人の先生方は、日本人生徒と触れ合う機会が多いので、ある程度ゆっくり話してくれます。なので、聞き取りやすいんですよね。

フィリピン訛りの酷い先生を知っていたため、その他のフィリピン人の先生の発音は綺麗だと勝手に解釈していましたが、訛りを含めてその他にもリスニングとして適していない環境だったんだと実感しました。


次に、スピーキング力。

相手のフィリピン人は日本人特有の発音に慣れきっていますから、だいたい適当に発音しても相手には伝わります。しかし、アメリカはそうじゃなかった。笑

本格的にRとLの発音にぶつかったりと、スピーキング能力が糞だったなと実感したわけです。今はスピーキングのクラスも取っているので、発音の矯正であったり、米語のアクセントやリズム感を取得中です。

また、フィリピン人は特に難しい言い回しをしないので、米国人に比べるとスピーキングの中身のレベルがやや劣っています。それを聞いて僕が言える内容というのはもっと劣っているはずです。

フィリピン英語への見切り

しかしながら、フィリピン留学やオンライン英会話が全くの無駄だったわけではありません。高校時代に英語を捨てた僕がこうしてアメリカの地にいるのも、100%フィリピン人の先生のおかげです。感謝しています。

しかし、あまりにもそれに頼りすぎていたわけです。

どこかで見切りをつけるべきだったと思っています。


初歩的な英会話をコスパよく勉強するには、フィリピン留学は理に適っています。しかし全くの英語能力が0で行っても意味が無いので、ある程度自分で学習する必要があります。

全くの0からオーストラリアやフィリピンに行って、結局"OK"ぐらいしかまともに言えない日本人を見てきたので、赤ちゃん状態で異国の地に行くのは反対です。日本である程度の知識等はつけておくべきでしょう。


よって、初歩的な知識をつけてきたらフィリピン人との語学学習はいいと思いますが、ある程度の所まできたらネイティブにスイッチするべきでしょう。

その境目がどこら辺なのかわかりませんが、TOEICなら700、TOEFLなら60点ぐらいからでしょうか。すこし値段が張ってもネイティブのレッスンが良いかもしれません。


そういえば、フィリピン留学をしている時に、とある有名外資系コンサルティングの方もTOEFLを勉強をしにきていました。その方はTOEFL100以上は余裕である方でしたが、フィリピン留学を選んだみたいです。近いのが一番の理由と言っていましたが、逆にある程度一線を越えたならば、集中できる地で勉強するのもありかもしれませんね。

フィリピン留学のように改めて詰め込める環境も、それはそれでありかもしれません。

まとめ

実際、フィリピン留学やオンライン英会話の良い所というのは、値段が安いというのに他なりません。

もう少し値段を払っても良い人は、ネイティブとできるオンライン英会話を選んだ方が良いかもしれませんね。

僕は格安オンライン英会話に身を委ねすぎて、自分で勉強する事を忘れていました。

TEDやオンラインスクール等を積極的に活用するべきでした。ある意味、ネイティブとのレッスンは毎日する事ができなくても、その合間に自分で学べる機会を得られるチャンスにもなります。


実際にネイティブのオンライン英会話は、フィリピン人のよりも5倍ぐらい高いです。笑

僕はフィリピン人の50分間のレッスンを週に5回ぐらい受けていたのですが、それが週に1回になっちゃう計算です。贅沢に、フィリピン人との英会話の間にネイティブとのレッスンにするのも悪くないかもしれませんね。笑

そんなこんなで、オンライン英会話やフィリピン留学だけでは頭打ちしちゃうので、どこで見切りをつけてネイティブ圏に行きましょう!という話でした。

もちろん、現在において英語を話す人口比率で言えばネイティブはマイナーです。インド人や中国人などのアジア圏の非ネイティブ英語人口の方が多いので、ネイティブ英語を完璧にしても意味ない!という意見にも賛成です。が、やはり欧米とビジネスをする際は絶対にネイティブと話せるレベルは必要だと思いますので、そこを目標にしても悪くはないと思います。


現在、レアジョブよりも勢力拡大中なのがDMM英会話だと思います。おぎやはぎの矢作さんのCMも僕は好きです。「タメィゴ〜」

DMM英会話

ネイティブのオンライン英会話は僕もノータッチでよく分からないので、今度比較してみます!アメリカにいるのに、オンライン英会話でアメリカ人と話すって、僕はコミュニケーション能力が無いのでしょうか。笑 以下のボストン倶楽部は検索上位の英会話スクールなので、試してみたいと思います。
オンライン英会話【ボストン倶楽部】

では!