100円SIMの時代
格安SIMの競争は激しくなってきています。
昔は1GBの容量で1000円以上していたものが、今では500円程で使えるようになってきましたからね。ここ1年で半額になったイメージです。
僕の予想としては、もっと格安のSIMが登場してくると思っています。
その名も100円SIM
100円で高速通信が使えるわけではないのですが、3Gのさらに速度制限の掛かった格安SIMは絶対に登場してくると思っています。その理由としては2つあります
技術の進歩
一つ目の理由として、技術の進歩があげられます。ありきたりな理由ですね。
これから電波棟の投資が激しくなって来るわけではないのですが、WiMAXにみられるキャリアアグリゲーションなどが良い例でしょう。品質を保ちつつ、料金を下げることは簡単でしょうね。
モノのインターネット化
モノのインターネット。
最近の流行に詳しい方はご存知だと思います、IoT=Internet of Thingsです。
これは、テレビがインターネットに繋げることができるようになったように、これから様々なモノがインターネットに繋がっていくことを指しています。
電球やベッドがスマート化していくわけです。下記は、クラウドファンディングでかなり支援されているスマートベッドです。寝落ちしても、ベッドがそれに気づいて電気を消してくれるというものです。
EIGHT: Sleep Tracker & Smart Bed Cover | Indiegogo
もちろんインターネットの技術だけではなく、Bluetoothも利用した形でIoTは広がっていくのでしょうが、様々なものがインターネットと接続されているということは凄く便利なことです。
既に、SIMフリーのデジカメの発売も決まっています。デジカメで撮った写真が即座にインターネットを介してデータベースに保存されていく。将来、内蔵された小容量のHDDで物足りるようになり、SDカードという概念が無くなっているかもしれませんね。
また、自動車には既にdocomoの電波が利用できる仕組みのものまで。テスラのモデルSです↓。
http://www.teslamotors.com/jp/models/reviews
車のソフトウェアに問題が起きても、遠隔操作で車のソフトウェアをアップデートするという事は今現在起こっている事実です。
これから、犬の首輪が通信衛星のもではなく格安SIMに切り替わり、またドローンにも格安SIMが搭載されネットで遠隔操作できたりするのかもしれません。小型のドローンにnanoSIMカードを入れて操作するって、まさにドラえもんの世界。しずかちゃんの家にドローンを飛ばすというロマン!笑
今後の格安SIMの乱発で対応すべき事
こうしたIoTが普及する事で、様々なものにSIMを差し込む事が容易になるでしょう。
そして、それに伴い何億、何十億枚ものSIMカードが必要となってきますので、それに伴い電話番号の数が足りなくなってくる可能性もあります(電波専用SIMでも各自電話番号は付随してます)。
もうインターネット専用SIMは別の番号で管理する事を検討した方が良いかもしれません。
まとめ
以上より、技術の進化、そしてIoTの需要によって、多くのSIMが発行されることでしょう。
そして、それぞれに必要なインターネット速度等は、スマホよりも遅くても構わなかったりするので、100円という価格のSIMは十分可能性としてはあり得ると思います。
実際に、Kindleにしても、docomoの電波を使って本をダウンロードできていますしね。初期費用はたったの数千円でdocomoの電波を使い放題なのですから、100円SIMも現状では可能なのかもしれません。
ということで、100円の格安SIMの時代はやってくる!という話でした。
2015年はIoTが普及する年なので、それに併せて2016年までには100円SIMというのが発売されてもおかしくないですね。
ここで、格安SIMの王者IIJmioのMVNOであるインターネットイニシアティブの株価は今後上昇してくでしょうね。僕もインターネットイニシアティブの先発者としての恩恵はこれからどんどん増してくると思うので、成長していくだろうと見込んでいます。
では!