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熊本大震災で思うこと。熊本、そして東北への思いも忘れないで欲しい

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熊本でまさかの大震災が起こりました。

皆さんご存知か、僕の実家は熊本です。高校まで熊本で生活していました。僕の家族は今も熊本にいます。家族もそして友達も皆無事です。


亡くなられている方もいらっしゃいます。当事者にしか分からない悲しみがあると思います。自分の家族が亡くなったら、自然の力によるものなので、その怒りはどこに向ければいいのか分かりませんもんね。そして歴史的なお城、熊本城の石垣が崩れたことにもショックです。


ただ、不思議な事に絶望はしていません。テレビでは確かに、毎日被災地の状況を伝えているので、熊本の現状が良い意味でも悪い意味でも、酷く映っているように思えます。


僕は東北大震災で、ボランティアに行ったのですが、あそこの現状は本当に酷かったです。津波で全てがもぎ取られた悲惨な状況でした。熊本は地震のみの影響だったので、大被害にも繋がっていません。僕の家もヒビが入ったぐらいです(まぁショックですが)。



今でも僕のLINEグループには中学の友達が情報を取り合っています。ややデマな情報もありましたが、どこでお水やご飯が手に入るのか。どこのスーパーが開店するのか。どこの温泉が無料で入れるのか。どこで寝床を取っているのか。リアルな状況がオンタイムでLINEに入ってきます。


しかし震災から1週間も経たない内に、クロネコヤマトの宅急便も来るようになりました。実家で飼っているペットは、毎月僕が餌をネットで買っているのですが、先週餌を買って昨日届きました。餌が無くなる前で良かったです。復興というか、再生が本当に早いですね。それもダメージがそれほど大きくなかったからかな。


今も東北では復興に向けて、多くの資源が投入されています。たぶん熊本は大丈夫です。熊本の現状と東北の現状を比べるとどちらが酷いのか分かりませんが、熊本だけに注目するのではなく、これを機に東北での震災も振り返ってほしいなと思います。


今日は駅前で熊本大震災による大分県への募金を集めていました。大分への気持も分かります、おそらく大分に実家がある人達の熱い思いがあるのでしょうが、それ以上に被害の大きい、東北を始めとした地域の復興を目指すべきだと思います。そもそも大勢の人が立って募金活動をするよりも、その人達が短期バイトをして、募金したほうが良いと思うのですが。僕の性格が悪いんでしょかね。募金活動は一種の啓蒙活動だとしても、効率が悪いような気がします。



僕の友達も何人か熊本に行きました*1、そして高校の様子を伝えてくれたのですが、やはり校舎にはヒビが入っていたり、復旧が必要な場所もいくつかありました。思い出の場所が傷つくのはとても悲しいですが、まだそこに"ある"現実を思えばとても幸運な方ですよね。



柄にもなく、日々の感想みたいな日記を書いてしまいましたが、一つの区切りとしてここに書き残しておこうと思いました。


今度のゴールデンウィークには熊本に帰って、家族と一緒に過ごしたいと思います。いつどんな不幸が起きるかわからないし、明日の予測だって誰もできません。だから今を楽しめばいいと思うのですが、自分への投資もほどほどに。笑


募金という形でも良いですし、いつか熊本に来てお金を落としてくれてもいいですし、、、
僕も出来る限りのことはするつもりです、
とりあえず、熊本、大分そして東北の復興を願って。


では!

*1:こんな時に行くなとは思いましたが