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アメリカにおける携帯電話・SIM事情 〜携帯電話は持っていこう!〜

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アメリカのSIMは高い

アメリカにきてSIMを買いましたが、そのプランは日本と比べるとあまり良くないです。

時々「日本の携帯電話とか世界では高い!」という声を聞きますが、それは勘違いです。もちろん、フィリピン等の発展途上国のネット料金は激安です。その分、インフラが整っていないので、ネットスピードが遅すぎてストレスが溜まる時もありますが。

先進国同士で比較をすると、日本はかなり安いと思われます。


日本にはIIJmioや楽天モバイルなどといったMVNOがあり、アメリカにも同様に100社以上にものぼるMVNOがあります。笑 日本と比べたら競争が激しそうで、激安かと思いきや、日本の方が安い印象です。

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アメリカにおけるSIMの有効な使い方

Amazonで先に調達しよう!

さて、日本において、iPad等を利用する際は格安SIMが有効であることをこのブログで何度も言及してきました。1,000円でネットを十分に利用できるのですから。


データ容量のおすすめのプラン

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上記は、アメリカのキャリア各社のデータ通信の料金体系です。この料金体系と数あるMVNOを比較してもAT&Tのプランが安定しています。データ共有(テザリング)をしたい方は(特にiPhone系)、5GBのプランを選ばないとできませんので、気をつけてください。


1,000円じゃ少し物足りないです。IIJmioのようにクーポンのスイッチON/OFF機能はないので、ネットができる容量も3GB〜5GBは確保したいです。1GB=1,000円とイメージしておけば問題ありません;3GBのプランは約3,000円($30)、5GBのプランは約5,000円($50)です。今は円安なのでもっとしますが...笑

クーポンのスイッチが無いというのは本当に不便で、おもいきってブラウジングもできません。笑


SIMの購入方法

データ通信の方は、AT&TのSIMカードが日本にいながらにして購入可能ですので、先に買っておきましょう。Amazonで購入できます。

AT&T 3G プリペイド Micro SIMカード for iPhone 4/4S 【SKU 72290】

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通話とネットのおすすめSIM:H2O

また通話機能に特化したい方は、3ヶ月$10チャージのプランが一番良いです!あまり通話を利用しないけれども、電話番号を所持しておきたい!という方はこちらが便利です。H2Oのプランは以下のようになっています。

月額プラン(Monthly Unlimited Plans)

通話・SMS 国際電話 データ通信
$30プラン 無制限 $10分無料 500MB
$40プラン 無制限 $20分無料 1GB
$50プラン 無制限 $20分無料 2GB
$60プラン 無制限 $20分無料 無制限(2.5GB以降は低速)
$65プラン 無制限 $20分無料 無制限(3.5GB以降は低速)

月額プランに登録しておくと、全ての通話が無料になるどころか、日本への固定電話への通話も無制限で通話ができるようになります!月額プランは、オートチャージ(翌月も自動で契約)にしておくと、10%引きが適用されますので、長期滞在者には素晴らしいプランとなっています。


$65プランは、日本円にすると8,000円弱もしてしまいますので、リーズナブルな料金とは言い切れまんが、オートチャージにしておけば、7,000円で利用できます。これも高いと思いますが、アメリカではまずまずの料金だと思います。


僕なら$30プランにして、日本への固定電話の無料通話の回線を確保し、サブ機種として利用します。ちなみに僕は、最初の時期はこの$30プランにしていました。


売り切りプラン(Pay As You Go Plans)

通話時間 有効期間 データ通信
$10プラン 200分 90日 100MB分
$20プラン 400分 90日 200MB分
$25プラン 1,000分 30日 250MB
$30プラン 600分 90日 300MB
$100プラン 2,000分 1年 1GB

こちらの売り切りプランの表は、その金額でどれだけ利用できるかを示しています。10ドルプランは、通話をすると1分につき5セント、データ容量は1MBにつき10セント消費される仕組みになっています。こちらもオートチャージにしておけば、10%OFFとなります。


まったく通話をしないと3ヶ月・10ドルで電話番号を維持することができますのでとても便利です!国際電話(日本への通話)も1分5セントですので、かなり安いです!


このH2OのSIMはAmazon.comで購入可能ですので、住所が分かっていたり、ホテルに滞在予定の方は、そちらに送ることをお勧めします。


H2OのSIMは1円で購入可能

H2OのSIMはなんと1円で購入できます!笑

なぜ1円で購入できるのかというと、このSIMを利用することで、このH2OのSIMを売っている人へマージン料が発生するからです。僕も1円で購入させて頂き、10ドルチャージしました(たぶん赤字だと思います。笑)


H2Oのアクティベート方法

H2Oのホームページより、SIMのアクティベート(有効化)が行えます。
H2O Wireless: Prepaid Unlimited Plans with No Contract


SIMを購入して、そのまま携帯電話に差し込んでも利用できません。自分の持っているSIMの番号をネットに登録して利用できるようになります!アクティベートはServicesより行うことができます。事前にアカウント登録も必要ですので、アカウントを作っておきましょう!
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アカウント作成後、ログインをしたらSIMのActfast codeを入力しましょう。
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その後、area codeを求められますが、これは自分の好きな番号にしてOKです。東京だと03、大阪だと06の市街局番がありますが、アメリカでは州の携帯ごとにこの番号が割り当てられています。どこの州の番号にしても、料金は変わりませんので心配なく!

シリコンバレーのあるSan Joseのエリアコードは、408もしくは669。フロリダのマイアミ(イチローの所属チームの本拠地)だと305もしくは786。ハワイは808となっています。他のエリアコードを知りたい方は、下記のページより自分の好きな場所を選べます!
Area Code Listing, by Number


最初はセブンイレブンなどでH2Oのカードを購入してチャージ(Air time codeと言われています)しておく必要があります。アカウントを登録した後、2回目以降だとクレジットカードで支払えるのですが、一番最初だけはなぜかAir time codeが必要となっています。

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結論

アメリカで通話とネットをある程度利用する為に必要な月額料金は、3,000円以上になりそうです。通話は3ヶ月で最低10ドル。ネットは月に30ドル程度でしょうか。


日本においては、それよりも安い価格で、尚かつ満足して利用できますので、やはり日本のプランはお得です。ちなみに、アメリカにおいてはWi-Fi環境は日本以上に整っていますので、データ通信はそんなに必要ないと思います。しかし念の為にもデータ通信の契約はしておきましょう。


また、アメリカには月々割というものがありませんので、携帯は本体代金を支払う必要があります。ただし2年契約のプランは存在します。なので、不自由をしないためにも日本でiPadや格安スマホを購入してアメリカに持っていった方がベターだと思います。


ちなみにLINE電話だとアメリカへの通話は1分1円で通話できます。通話機能が既にコモディティ化しており、競争力のない代物になっています。日本も今、そうなりつつあります!以上、アメリカにおける携帯電話・SIM事情についてでした!


では!