ブログやWebサイトの嫌いな所
ブログ界隈を見ていていつも思うのですが、もはやカオス状態なんですよね。誰が一番始めに言ったとか関係なく、後追いで情報が流れてくる状態が。
9月13日に僕が書いた記事が以下の通り。
またこちらは9月17日
9/28のイケダハヤト氏のブログ
http://www.ikedahayato.com/20140928/13597538.html
9/29の永江氏のブログ
【秘技】SIMフリーiPhone6への買い換えは「タダで機種変更キャンペーン」利用で!! - More Access! More Fun
同じような記事の乱立って免れることはできなさそう…
つまり、後追いで同じような内容の記事が多すぎるということ!もちろん、全く同じ内容ではありませんが、先行ブログとの明確な差をもって、ブログに書かなければ、何がオリジナルなコンテンツなのか分かりませんよね。僕ももしかしたら似たような記事を書いているかもしれないので、別にこの両者に関しては、これ以上何も言及しません、できません。
情報があふれている
僕がここで言いたいのは、情報の整備が、統制がなされていない事に対する現状を嘆いているのです。学術的な場所であれば、先行研究を絶対に調べなければならないし、同じような論文を書いていれば、勉強不足のレッテルが貼られます。ブログ界隈では、なんでもありのルールになっていて、別にオリジナリティがなくても成り立ってしまうのが現状です。ってか、学術的な場所でないからこそ、そこは勝手にやらせろよ。ということなんでしょうが。。。
よって、本日よりブログ学会を発足させて頂きます。
基本事項
これよりブログ学会における基本事項をここに記しておきます。
その1 引用文献、参考文献は明記する
これは基本中の基本です。また、孫引用もできればやめた方がいいですね。あたかも自分が最初から知っていたかのように書くのは、ブログ学会では許される行為ではありません。
『【秘技】SIMフリーiPhone6への買い換えは「タダで機種変更キャンペーン」利用で!!』のブログ内でも、先行研究で明らかになった私のブログの引用がなされていないので、ブログ学会追放となりかねません。よって、このブログの冒頭において、
『ぬーん,「【時間制限!裏ワザ】docomoのiPhone下取りをうまく利用せよ!【iPhoneを持っていなくても大丈夫!】」,「なまけるのに飽きるまで」,2014-09-17』によれば、現在下取り額による逆鞘が発生している事が指摘されている。また、機種変更キャンペーンを利用することによる恩恵も述べられている。しかし先行ブログでは、SoftBankショップにおける下取りサービスを利用して、iPhone6のSIMフリーを効率よく買い替える事については言及されていない。よって本ブログでは、実際に持っているiPhone5を用いた手法に主眼を置いて、それらの詳しい手順について考察をしたい。
という説明が必要となります。つまり、彼のブログの中身としての価値は「実際に持っているiPhone5を使って機種変更キャンペーンを利用する方法」という所にあります。秘技と言っている部分はこうした事務的作業の事を言っているのでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃんに需要がありそうで、とても親切極まりない内容だと思います。こうした小さな積み重ねが大きな前進となります。
背景、目的、課題、謝辞を書く
そのブログは何を意図して書いているのか、どういう目的をもって書かれているのか。また現状としてある課題は何なのかを明らかにしなければ、その記事の価値は薄れてしまいます。また、感謝の言葉を添える事を忘れずに。
【悪い例】
今日は、iPhone6のSIMフリーをコスパ良く購入する方法について書くよ!
【良い例】
平成22年6月に総務省がSIMロック解除に関するガイドラインを発表(資料)した事は記憶に新しい。また、iPhone5sからAppleストアにてSIMフリーiPhoneを購入できるようになった。こうした現状を鑑みて、アンロックiPhoneにおける価値を先行ブログより洗い出し、現在最も費用対効果が高いとされる購入方法について考察をしたい。
【悪い例】
ということでiPhone6の購入方法でした。
そんじゃーねー。
【良い例】
最後にはなったが、iPhone6の購入方法に関する記事を書くに当たり、総務省官僚の方々のお力がなければこうした記事を書く事ができなかった。原口元総務相におかれましても、お忙しい中インタビューに応えてくださり大変感謝しております。
先行ブログの調べ方
先行記事に関しては、CiNiiもしくはRitlWebにて調べる事ができる。自分が書こうとしている記事とかぶりがないか、もしくは自分のオリジナリティな部分はどこにあるのかを調べる事ができます。この作業が一番大事な部分であり、労力が必要な部分なので手を抜かないように。
どうしてもブログはすぐにアップできることから、ライバルとの時間の勝負になります。リアルタイム制なので、どうしても記事内容が被ってしまう部分がありますので、その点については目をつぶるしかないでしょう。ただ、数日以上もラグがあるのは勉強不足と見なします。
さいごに
現在、『ブログ学会』で検索をすると、創◯学会が1ページ目を覆い尽くしていますので、なんとしても早くブログ学会の認知を広めたいと思っております。
本日紹介したブログ記法はほんの一部であるので、今後もこうしたガイドラインを更新していきたいと思っています。
最後に一つだけメッセージを
では!