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検索されやすいブログ記事の4つの条件

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ブログ記事で検索流入

ブログ学というカテゴリーでエントリーしていますが、将来的(2015年中)には電子書籍化できるまでにしたいと思っています。さて、今回は検索流入を増やすにはどうしたらよいか?という疑問より、検索されやすいブログ記事の条件を書いていきます。

ブログやWEBサイトへの流入はFacebookやTwitterなどのSNSからであったり、GoogleやYahoo!などの検索流入という2つに分ける事ができます。もちろん最近はRSSでの流入も増えてきていますが、それらはバズル導線としてSNSに区分できるかと思います。

本記事では、後者である検索流入に焦点を絞って書いています。

1年間ブログを運営してそこそこの結果を残してきた事から、それらのノウハウをアウトプットすることで整理してみたいと思います。

検索されやすいブログ記事の特徴には4つほどあると思いますので箇条で挙げていきます。

検索ボリュームが大きい

これは必要条件の一つになります。いくら良い記事を書いたとしても、そもそもの検索数が少なければ意味がありません。

下記のグラフは「格安SIM」というワードを月にどれほどの人が検索しているかを示しています。

f:id:noon8:20141230160806p:plain


今では、月に10万弱の検索数がありますが、2年前だと5000程の検索数しかありません。2年前の検索数のままで今日に至るとすると、こんな記事を書いても意味が無いですよね。結果論として、今では成長中のワードですが、もしニッチなワードを中心とした記事を書くならば、それは本当に将来に渡って有効なのかを吟味しましょう。

顕在化されている情報

顕在化されている情報があれば、潜在化されている情報もあるかと思います。

顕在化されている情報とは、顕在化されているニーズの事を指しています。つまり、「スマホートフォンを新しいのに買い替えたいけど、どのような物がオススメかな?」であったり、「ダイエットするための方法としてどのような事があるのか?」と言ったニーズに対するアンサー記事を指しています。

ブログではよく、日々の感想を語ったり他人の記事に対する批判等が行われています。それは読み物としては面白いのですが、検索されるものではありません(=潜在化されているもの)。僕はこうした直ぐに衰えやすいネタに関してはあまり書かないようにしています。時間の無駄です。しかし、娯楽として書く分には良いと思いますし、爆発的なアクセスを稼ごうという一攫千金の狙いならば良いかと思います。ソーシャル流入は見込めます。

ただ、僕はどうしても怠け癖があるので、瞬発力のみのネタは取り扱わずに、継続した検索流入が見込めるものを扱うようにしています。

新鮮であり継続性がある

新鮮であり、検索に継続性のあるネタというのは、新しいブログなら絶対に取り入れるべき考えだと思っています。自分の場合は、格安SIMを中心に扱っているブログなので、かなり新鮮なニュースを取り扱っています。しかもそれらの情報というのは結構長続きしますので、継続して検索流入が見込めます。例えば、イオンのSIMに関する記事がそれに当たります。


イオンのスマホは買うな?:たくさんのプランから選べ、スマホも同時購入可能!初心者にオススメ - なまけるのに飽きるまで


また、検索ボリュームが少ない時点から、将来的には検索されそうなワードを仕込んでおくのも良いかもしれません。下記の記事は、スマートアイマスクのニューロンに関する記事です。2015年1月に発売することから徐々に検索数を伸ばしてきています。この記事を書いた当初は全く検索されませんでしたが、うまいように新鮮なネタに乗って継続性のある結果を出しています。


【注文済】1日2時間睡眠を可能にする「NeuroOn」について。(追記あり) - なまけるのに飽きるまで


新しいブログを立ち上げる際に、あまりにもありきたりなネタを中心に記事を書いてしまうと、他の優秀なサイトに遠く及びません。育毛剤に関する記事を今から書いたとしても、そこまで良い結果は生まれないでしょう。それよりも、まだまだライバルの少ないネタで勝負した方が良いと思います*1

最近、新しいポケモンのゲームに関する記事を書いたりしていますが、かなりの検索数があります。そもそもの検索ボリュームが大きいのが理由の一つですが、新鮮なネタを取り扱っているのももう一つの理由だと思います。

一次情報を大事にする

一次情報とは自分が実体験した情報です。例えば、ラスベガスに行った記事や、実際に格安SIMを使ってみた体験等がそれに当たります。

ラスベガスのおすすめホテル・交通情報。目安となる予算は? - なまけるのに飽きるまで

どこかのニュースでこのように言っていた!などといった情報は2次、3次情報~になってしまいますので、あまり差別化ができません。他のブロガーと同じような事を書いている可能性もあります。それよりも自分が実際に体験した事を記事にすれば、それこそ世界初の記事になります。

もちろん、何かの1次情報を自分の考えや考察を加えて発信する事も良いのですが、それよりもっと簡単なのが自分の実体験です。それを面白く解説しているのが東浩紀氏の「弱いつながり」という本ですのでチェックしてみて下さい。

まとめ

以上が検索されやすいブログ記事の条件です。

他にも、検索キーワードを絞ったり、記事数を増やしたりしてSEOするのも良いと思いますが、それ以前の問題としてもっと意識してほしい事をここに書きました。

僕的に『新鮮であり継続性がある』というのが一番大事な事だと思いますので、新しくブログを始めようと思っている方、なかなかアクセスの無い方は意識されると良いかもしれません。

今後もブログに関する記事を書いていく事で、ブログ論に関する本サイトのプライオリティを高めていけたらと思います。ちなみに、本記事は今回提示した4つの条件にあまり当てはまっていません。が、これは検索流入以外の目的で書いているのでノープロブレムです。

では!

*1:これもまたテクニカルな話に発展するので(広告の最適化やSEO)話を単純化しています