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ネットワークビジネス(マルチ商法)は今後も続く:アムウェイのオワコン化はまだ先

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最近ネットワークビジネス(マルチ商法)に関心が出てきまして、色々なネットワークビジネスを調べています。とても面白いもので、よくできているシステムだな〜と思います。


僕がネットワークビジネスに関心があるのは、「儲かる」からではなくて、「どういう人がこんなものに手を出すのだろう?」という人に対する興味関心があるからです。僕はこんなビジネスなんてクソぐらいと思っていますが、それでもこうして存続しているのだから、めちゃくちゃ興味があるわけです。


キッカケとしては、今試しに使っている出合い系サイトで出会った子がネットワークビジネスの勧誘を僕にしてきたのが始まりです。とても可愛い子だっただけに残念ですが、この子に騙されるバカな男は何人いるんだろうかと同時に思いました。ネットワークビジネスという名前はとても良い響きに聞こえますが、マルチ商法と言わない当たりに腹が立ちます。ということで、今回はマルチ商法について、僕の思うことを書いていきます。


人との信頼をお金に変えるのがマルチ商法

マルチ商法を簡単に説明するとしたら『人との信頼をお金に変えること』この一文に限ります。


マルチ商法はネットワークビジネスと言うぐらいですので「ネットワーク=人との繋がり」が重要となってきます。その人との繋がりをお金にすることが、ネットワークビジネスですので、人との信頼をお金に変えるようなものですね。


今までの友達をネットワークビジネスに勧誘することになるので、それはしつこい勧誘になってくると、友達との信頼関係が崩れてしまいます。こういうことが予想されるにも関わらず、ネットワークビジネスを簡単に勧めてくるんですから...そういう人は嫌いですし、やはり嫌われる対象となってきますよ。


アムウェイのビジネスモデルと人との信頼

ネットワークビジネスに金銭的なデメリットはあまりありません。アムウェイという世界最大、そして日本最大のネットワークビジネスは年会費も3000円ほどです。


アムウェイで儲かりたいならば、誘う人たちにアムウェイの商品を買ってもらう必要があります。そういうアムウェイ商品を買ってもらって、その一部をマージンとして受け取るのがアムウェイのネットワークビジネスとなります。たくさんの人を勧誘し、たくさんアムウェイ商品を買ってもらうことで、「何もしてなくても月100万円!」という夢の世界が広がる"らしい"です。


ただ、アムウェイのシステムはそんな簡単ではなく、◯◯万円維持したら〜とか、◯◯万円の売上を持つ部下を持てば〜と、売上をいかに保っていくのかが重要になってきます。なので、しつこい勧誘に繋がってくるわけですよ。


「あと5万円分売り上げれば、自分の地位が上がる!」という状況になれば、そりゃ友達にしつこい勧誘をするだろうし、もしそれでも買ってもらえなければ借金してまでその商品を自分で買ったりするんですよね。


アムウェイというネットワークビジネスは、やらなければ数千円の年会費のデメリットしかありませんが、一度本気で足を入れてしまえば、人との信頼関係に突っ込まなければならないので、やっぱり僕は人に勧めることはできません。


出合い系だと信頼関係もクソもない

そこで登場するのが出合い系サイト・アプリです。出合い系で会う人なんてどうでも良いのですから、合う人々に片っ端からネットワークビジネスに誘えばいいんです。イケメンや美女がめちゃくちゃ有利な世界ですが、やっぱりイケメン・美女のマルチ率はかなり高いです。笑 だって単純に言えばイケメンと美女って出合い系使わなくていいじゃん?笑


出合い系で会う人々に、僕もマルチ商法に誘われなかった?というヒアリングをするのが趣味になってまして、やはりアムウェイを中心にネットワークビジネス(マルチ商法)を勧誘する人は多いみたいです。


こういうことに出合い系サイトや出合い系アプリが使わたのも最近のことじゃないのですが、誘う側からすればこんなにもメリットしかないツールは使わない手はありません。


システムに翻弄されるだけ

別にネットワークビジネスが儲からないとは言っていませんが、もし足を突っ込んで失敗し、撤退したらあなたの人間関係は砂漠な世界しかないよ?と言いたいだけです。


ネットワークビジネスというシステムはよくできていて、結局はプラットフォームを作った人、もしくはそれに近い人しか儲からないので、後から参入する人はリスクに見合った利益はないと考えています。


そういうネットワークビジネスのシステムを理解しようとしないで旨味だけを抽出すれば罠にハマるだけです。もしやるとしたらちゃんと考えて下さいね。


それでもネットワークビジネスは続く

昔からネズミ講、マルチ商法などなどイメージの悪い世界ですが、面白いことになくならないんですよね。アムウェイの会員数もちゃんと公表されていて、微減ではあるものの、一定数を保っています。
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ただ、アムウェイって新規加入者も多いわけで、それなのに減少しているって言うことはそれ以上に退会している人が多いってことです。退会者=失敗とは思いませんが、少なくともそのうちの何割かが、人間関係を犠牲にしてアムウェイ商品を売ってきたのでしょう。。。


また、アムウェイ商品の売上に関しても公表されており、下記のように1兆円を前後しています。
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でもこの売上は日本のアムウェイ全盛期と比べるとかなり減少しているので、今はもう衰退の時期に向かっているのかなという印象です。だから、アムウェイ自体はなくなることはなくても、細々とその経済圏は縮小していくと考えています。


アムウェイも「商品を売る」というビジネスに限界を感じてるかもしれませんね。今じゃAmazonや楽天でそれ以上に良い商品が、安い値段で買えるんですから。ネットの繁栄と共に衰退していくのは納得のできる話です。


物品を売らないネットワークビジネス

アムウェイのように物を売るのが全てではありません!笑


よく考えられていますよね。物じゃなくて「事(こと)」の消費のネットワークビジネスも普及し始めていて、そのジャンルが「旅行」です。旅行のマルチ商法も出合い系アプリで出くわしたので、その話の続きも、ビジネスモデルを紐解くと同時に、やるべきじゃない理由を添えて記事を書きたいと思います。


こっちの旅行系のネットワークビジネスが、ネオヒルズ族的な与沢翼*1のビジネスに近いなーと思いならが、興味のワクワクが止まりません。笑


まとめ

僕は、ネットワークビジネスは合法で、法をクリアしてると思いますが(一部サプリメントを扱うマルチ商法は、薬事法に触れてますがw)、それ以前の問題で、この問題を直視する必要があると思っています。


社会の歯車が嫌だから、仕事をやめてネットワークビジネスで本気出すとか言ってるけど、お前は結局組織の歯車にしかなってねーんだよ、気づけ!って言いたいです。笑


そもそもどんな職業も言ってみれば社会に必要なものであり、それは歯車と言い換えることができるかもしれません。ただ、自分1人でやってる感出してワイワイする未来を描いてる時点でお前の負けだ!


ネットワークビジネスって寂しさを紛らわすためにやってる人も多いと聞きます。周りとワイワイできて、自分もそのうちの1人だと思うらしいです。でも、結局は儲からなくて、、、そういうワイワイもできなくなったらその先に何があるの?と今一度問いたいです。


今後もネットワークビジネスについて書いていきます!


では!

*1:与沢さんとばっちりすいません><