HTTPSの導入
２０１４年の８月にGoogleが、セキュリティに貢献しているWEBサイトへは、SEOで優遇します。というのを公式に発表しました。HTTPSはWEBサイトのURLの最初についている https://の始めの部分の事です。SSLセキュリティという言葉を聞いて、思い出す方もいるかもしれませんね。
つまりGoogleが発表したそれは、HTTPSをWEBサイトに導入した方がいいよ！という助言なのですが、すぐにランキングに反映するわけではないので、徐々にしていきましょうね。ぐらいの発表だったと思います。
GoogleがHTTPSについて発表後、色々な人たちがHTTPSについて議論していますが、総じて「HTTPSにしたからと言って目に見えるSEO効果はない。微々たるもの。」という意見が多かったように思えます。
ただ、未来は変わるもので、今後どのようにしてこのHTTPSと付き合っていけばよいのかを書いていきたいと思います。
今回の記事は以下のサイトを参考にしています。
HTTPSが全てではない
セキュリティの為のhttpsにしたからといって、WEBサイトが爆上げするかと言われたら必ずしもそうとは言い切れません。このセキュリティ強化をすべき対象の人はいますが、全員がすべきだと僕は思いません。
なぜかというと、セキュリティ以前の問題として、しなければならないSEO対策は数多く存在するからです！！！
つまり、やるべきことをきちんとやった人が、次の対策としてセキュリティを万全にした方が良いのです。コンテンツも薄くて、マーケティング的要素も欠けており、内部リンクの相互関係などが全くできてもいないのに、「よしhttpsだ！」じゃ、意味をなしません。セキュアに投じたお金だけが無駄になってしまいます。
実際にHTTPSに対するSEOに対する効果は「Slight（わずか）」程度です。このHTTPSをする前にすべき点として、
- 被リンク
- マーケットリサーチ（競合・市場調査等）
- クロールエラーを減らす
- サイトスピードを上げる
- 内部リンクの強化
- 重複コンテンツの見直し
- コンテンツの中身（質的）
- サイトとしての継続性
など様々です。もちろん上記で書いたものが全てではないです。これらをきちんとやっている、もしくは現在進行形で取り組んでいる方ならHTTPSを導入しても良いかもしれませんね。
将来の投資としてのHTTPS
検索順位の上昇を見込む為には、以前のようなリンクぺたぺたでは歯が立たなくなってきました。そう考えると、コンテンツを重視したWEBサイトを作る事が最適解となるわけですが、それは同時に内部リンクの施策にも繋がる話です。つまり上記に羅列したToDoに当てはまることです。
よって、それらをした上で、今後のGoogleのアルゴリズムに対応すべくHTTPSを導入するのは全然ありだと思います。今完成形に近いWebサイトを持っている方は、HTPPSへ移行しても良いでしょう。
まさに合言葉はFROM HTTP TO HTTPSになるかもしれません。
無料・有料ブログへHTTPS
残念な事に、はてなブログではHTTPSは未対応ですので、セキュアを上げようにもできません。さらなるプレミアム会員を対象に、月にプラス500円ぐらいのプランを作ってほしいですね。笑
現に、無料ブログサービスでありながらオプションでSSLセキュリティに対応しているブログサービスもあるようです。これはかなり魅力的ですね。
無料ホームページ・ブログ作成【SiteMix（サイトミックス）】
さらに、各レンタルサーバーは当たり前のようにHTTPSが設置できるようですが、自分が使っているwpxには未対応なようです*1。その反面Xサーバーは利用可能ですので、今後のサーバー選びは少し慎重にならないとですね。
色々とサーバーは使ってきましたが、操作性やサーバーの強さ的にもやっぱりXサーバーがいいんですよね。アフィリエイターでXサーバーを使っている方は多いです。
まとめ
ということで、HTTPSは微力ながらSEOには貢献をしているが、急ぐものではない。しかし将来的にいつ高く評価されるかは分からないので、SEOの施策をきちんとしているサイトならば、是非導入を検討した方が良い！かと思います。
自分のサイトはまだまだSEOをキッチリしていないので、そこらへんを固めた上でHTTPSに移行したいと思います。HTTPSにすると年間最低でも6,000円掛かってしまいますので、それなりの準備をした上で移行したいですよね。
Twitterでは、HTTPSに移行して順位が上がった！という声もありますので、もしかしたら急いで導入すべきタームに入ってるのかもしれません。
では！
*1:厳密に言えば、設定が超面倒。笑
