月額1000円以下の方法
月額1000円以内で080や090の電話と、格安SIMのネットサービスを利用しようと思えば、ガラケー+スマホという組み合わせが一番良いとされてきました。
ガラケーだと一ヶ月2円で維持できますし(現在の僕のガラケーは2円で契約しています)、格安SIMを使えば月額974円でネットを使い放題です。これらを両立させるにはかなり難しく、結局2台持ちが一番スマートな方法でした。
通話用のガラケーとネット用のスマホ。これら二台で1000円以下にできます!
追記になりますが、現在は2円維持の契約が難しくなってきています。故に、1000円以内で収める方法もかなり都市伝説となってきました。今は2,3000円になってしまいますが、もし1台持ちが良いという人は読み続けてもらえると嬉しいです。
どうやって1台に収めるのか
ではどのようにして、ガラケーのSIMと格安SIMを両立させて1台のスマホで利用可能なのでしょうか。SIMが2枚入るスマホを使えば、この問題は解決できそうに思えましたが、ガラケーのSIMがauのものだと、なかなかデュアルSIMのスマホは見つかりません*1。ガラケーがdocomoやSoftBankのSIMだと、デュアルSIMを利用して通話+ネットの両立は可能です。
もしdocomoやSoftBankのガラケー+格安SIMで運用を考えている方は、デュアルSIMのスマホを利用すれば問題が解決できます!
おサイフケータイも利用する場合
しかしながら、デュアルSIMのスマホにはおサイフケータイ機能が備わっていません。現在のSIMフリーで販売されている携帯や海外のスマホに関しては、日本のFeliCaに対応していないので、おサイフケータイが利用できません。
実は、おサイフケータイも使えて、auなど全てのガラケーの電話番号も使えて、格安SIMも使える上に、1台で済んじゃう方法があるのです!
転送サービスを利用する
ガラケーの電話番号の転送サービスを利用して、格安SIMのスマホに電話を転送する方法により、1台で全てがうまくいくのです!
つまり、
- ガラケーは所持しなくても、電話はスマホに転送される
- スマホで格安SIMやおサイフケータイを利用する
この2つを満たすことができれば、贅沢な1台持ちが可能です!
転送先のアプリはSMART
転送先とは言っても、スマホの格安SIMにわざわざ通話機能を付けるという意味ではありません。格安SIMの通話の基本料金は700円もしますので、もったいないです!こんなの利用せず、ガラケーの2円で十分です。
転送先は、通話アプリを利用するのです。
各キャリアの転送方法
全てのキャリアが転送サービスを行っています。
- 転送でんわサービス | サービス・機能 | NTTドコモ
- 着信転送サービス | サービス・機能 | au
- http://faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?cid=497&a=101&id=497
これで、ガラケーとの2台持ちをせずに済みそうです!
プッシュ通知に対応
SMARTの優れているところは、プッシュ通知に対応しているところです。通話アプリといえば、常にアプリを起動しておかないと、電話がきても対応できないというデメリットもありました。しかし、SMARTはアプリを起動しておかなくてもプッシュ通知で受信を知らせてくれます。
電話の発信は楽天でんわorLINE電話
電話の発信時は、楽天でんわを利用するもの良いてです。自分の電話番号を変更することなく相手に通話することができます。しかも通常の半額の値段で。
また、LINE電話も同様に、相手に自分の電話番号を利用して通話することが可能です。しかも楽天でんわよりも安い!
キャリア通話 | 楽天でんわ | LINE電話 | SMART | |
---|---|---|---|---|
固定電話 | 20円/30秒 | 10円30秒 | 3円1分 | 8円30秒 |
携帯電話 | 20円/30秒 | 10円30秒 | 14円1分 | 8円30秒 |
上記の表を見ればわかるように、LINE電話が断然お得です。もちろんSMARTで電話しても良いですが、電話番号が050から始まってしまうのが少しデメリット。
1台持ちのデメリットと改善方法
この1台持ちの方法にはデメリットがあります。それは、転送サービスを利用した際に、別途通話料金が取られてしまうのです。
A(相手)→B(ガラケー)→C(SMART)
相手Aさんが僕のガラケーに電話をしてCのSMARTに転送した場合、B→Cの通話料が発生してしまいます。A→Bも通常と同じように電話料金は取られてしまいます*2。
せっかく1000円以下で抑えることができたと思ったら、通話料金がかかってしまうことだってあります。しかしこれらの改善策も考えました。
折り返しの発信を通話アプリで
そう、着信が来たと思ったら自分でかけ直すのが一番良い方法です。LINE電話なら携帯で10分話しても140円しかかかりません。もし大量に電話をする方ならLINEの30日プランを選ぶともっと安くなります。
せっかくプッシュ通知で教えてくれるのになんか勿体無いですね。笑
時には二台持ち
常に2台持ちが嫌な人は、こうしたSMARTと転送サービスを利用すれば良いでしょう。また、カバンの中に携帯電話を忍ばせておけば、ポケットにスマホ1台を入れておくことだって可能です。そしたら同じキャリアの人から電話がかかってきても無料で折り返しの電話をかけることができます。
まとめ
自分の長年の悩みがこれで一つ解決することができました。
格安SIMも利用できて、ガラケーの維持費で080の番号を維持して、なおかつおサイフケータイも利用したい!しかも1台で!というわがままに応えるには、こうした方法が一番良いと思いました。
常に2台持ちではなく、時には1台、場合によっては2台と臨機応変に対応することもできるので、なかなかスマートな方法だと思います。
自分は、docomoのスマホをヤフオクで落札して、この1台持ちを実現させようと思います。自分の携帯電話の持ち方はこれからは多種にわたるでしょう。IIJmioもしくはDMMmoibleのファミリープランのSIMをシェアする形で
- ガラケー+iPadmini
- ガラケー+スマホ
- スマホのみ
という3パターンを使い分けていきたいと思います。おそらく通常時はガラケー+iPadの二台持ちをすることになるでしょうし、パーティなどの公の場ではスマホ1台のみで済ませようと思います。
歩きながらの移動時間やおサイフケータイを利用することが多いシチュエーションは、ガラケー+スマホの2台もちでガラケーはかばんの中に入れておこうと思います*3。
一見使い分けてそうに見えますが、下手すると3台持ちになりそうですねw 本末転倒ってやつです。しかし、それぞれの長所と短所を上手い具合に補完しあった3台だと思いますし、IIJmioのファミリープランのおかげで、どの端末でもネットに接続できるのは本当に素晴らしいと思います。
ファミリーシェアプランはSIMを3枚まで持てますので、残りのSIM1枚は家族に分けようと思います。僕の場合はこれだと1000円以下とはなりませんが、通常は、ガラケー+スマホで済みますので、1000円以下になります。
この方法は、一般家庭には普及しないと思われますが、ガジェット好きなあなたには心響くプランだと思いますよ!笑 ドコモのスマホは最新型だと高くついてしまうので、前の世代のスマホを購入すると良いでしょう。
最近のXperiaなどは、Apple信者も認める?良端末だと思いますし、今なら中古で3万円で購入できます。1年後にはGalaxy6edgeもそれぐらいの価格で購入できるでしょうから、何にも縛られることなく自分の好きな端末を利用できます!
『ヤフオク』Xperia Z3 docomo
こうした方法もあるよ!ということで、ぜひ参考にして、自分のオリジナルなやり方で色々試してみてください。
次章は、『iPhoneをデュアルSIM化?!本当の1台持ちはここにあり』です。お楽しみに。笑
では!