ネット銀行のカードローン
ネット銀行のカードローンといえば、住信SBIネット銀行のMr.カードローンですよね。金利は7.99%と8%を切る水準になっています。また、SBIの証券口座を持っていたり、住宅ローンの残高があればさらに金利が0.5%も低くなるので、消費者金融とは比べ物にならないぐらい低くなっています。
ネット銀行は審査も厳しく、上記の金利は収入証明の提出が義務付けられていますので、やや敷居が高いですが、収入証明が不要なスタンダードコースでも金利は一律14.8%と、やはり他よりも低く設定されています。
特徴
以下、メリットやデメリットを説明していきますが、住信SBIネット銀行のカードローンの特徴も書いておきます。ネット銀行のカードローンなので、人件費や有人店舗の設置が不必要となる分、低金利でキャッシングを行うことができますが、そのシステムも至ってシンプルなものになっています。
返済額が一定
返済額が一定に決っているのも1つの特徴です。返済残高が50万円以下の時は1万円ずつ、100万円以下の時は2万円ずつといったように、返済額が最初から決まっています。もし返済残高が40万円となっているとき、1万円ずつ返済していけば、返済期間が大幅に伸びてしまう可能性があります。
しかしそこはネット銀行。自分で好きなときに、ネットで返済繰り上げが可能となっています。なので、きちんと返済管理をしていかなければ返済期間が伸びてしまいますので、こうした自己管理は必須となってきます。
総量規制の対象外
銀行カードローンは基本的に、総量規制の対象外となっていますので、借入額が年収の3分の1以下までという縛りはなくなってきます。だからと言って多めに借り入れをするのではなく、自分の身の丈にあった借り入れと返済プランを立てる必要があります。
総量規制の対象外になっているということは、それなりに返済の見込みがある人が対象になりますので、やはりここも審査が厳しくなってしまう要因の1つかもしれません。
メリット
ネット銀行のカードローンのメリットはなんと言っても低金利な点にあります!18%の金利が多い中で、その半分以下の金利で借り入れができるのはかなりのメリットといえます。
総量規制の対象外なので、おまとめローンが組みやすくなっています。色々と借り入れをなされている方にとっては肩が軽くなるおまとめローンですが、それがさらに低金利だとなおさら嬉しいですよね。
スポンサーリンク
デメリット
金利が低いという優遇を受けるからには、何かしらのデメリットというか対価が必要です。じゃなきゃ、こんな低金利でカードローンをすることなんてできませんからね。
申し込み方法・受取方法が限られる
まずはじめに、SBIのカードローンは申し込み方法と受取方法が限られています。消費者金融のカードローンだと、自動ATMを利用することで、すぐに申し込みと現金の受け取りが可能となっていますが、ネット銀行のカードローンは、ネットの申込みに限られています。
また、受取方法も有人店舗や無人ATMの設置が無いため、受け取り場所は限られてきます。しかしながら、コンビニのATMが使えるので、それほど面倒ではないです。今じゃコンビニはどこにでもありますから。
審査が厳しい
もちろん審査もそれなりに厳しいです。低金利なので、返済者が延滞・不渡りを起こさないということも大前提になってきます。勤務年数や居住年数が極端に短かったりすると審査から漏れてしまう可能性があります。
しかしながら、低金利なりのメリットを享受するには仕方のないことかもしれません。本当に現金が足りなくなりそうなときに、余裕を持って申し込みが出来る人は、ネット銀行のカードローンはおすすめです。
即日キャッシングが難しい
低金利でローンを組めるということはそれなりに審査も厳しいということも説明しましたが、それと同時に即日でキャッシングが行えないというデメリットがあります。もし即日でキャッシングしたいならば、消費者金融でのキャッシングへ申し込みをした方が良いです。もちろん、消費者金融も審査は行いますので、絶対に借りられる保証はありませんが。
まとめ
ややデメリットの事項が長くなってしまいましたが、低金利というメリットが際立って良いので、その分デメリットを重点的に説明しました。
ネット銀行は審査が厳しいのでやや敬遠されがちですが、余裕を持って借り入れをしたいという方にとってはとても頼りになる存在と言えるかもしれません。
学生の奨学金は、無金利で借りられることもありますし、有利子でも3%以下という優遇なのでこんなに恵まれていたなんて知りませんでした。だからと言って学生の内にいっぱい借りまくっておくというのも少し違うような気もしますがね。笑
僕は相当な借金(奨学金の返済w)を背負っていますので、これからはそちらの返済を行っていく次第です。次に借金するときは、車のローンの時ぐらいだといいんですがね。ま、人生何があるか分からないものですよね。
では!