スマホひとつで、
1株数百円から。
だれでも、かんたんに、はじめることができるLINE証券。
今回はLINE証券について実際に使ってみた感想について書いていきます。
下記、LINE証券のURLです。
早速試してみたいという方は、下記の公式URLより開設してみてください。
line-sec.co.jp
LINE証券の開設方法はとてもかんたん
上記のURLよりLINEから開設することができます。必要書類は下記のいずれかになります。
- マイナンバー通知カード + 運転免許証
- マイナンバー個人番号カード
- マイナンバー個人番号カード + 運転免許証
- マイナンバー入り住民票の写し + 運転免許証
- マイナンバー入り住民票の写し + 健康保険証
マイナンバーは必ず必要となりますので、紛失した場合は管轄の役所に行き再発行してもらいましょう。
私はマイナンバーカードと運転免許証で開設をしました。
マイナンバーカードと運転免許証を写真で撮り、アップロードするだけです。
開設時間は最短1日!
実際に申し込みを行いました。受け付け完了のLINEを受け取り、開設完了のLINEが来たのは翌日でした!
めちゃくちゃ早いです。
メールではなく、LINEでお知らせが来るので、見逃す心配がないのも素晴らしいです。
本当に気軽に解説することができました。
LINE証券のぶっちゃけた使い勝手
LINE証券の使い勝手をまとめると『とても簡単で分かりやすい!』です。
以下、
LINE証券のメリット
本当に少額の 100円程度から投資可能
LINE証券の魅力はやはり100円から投資可能なところです。一般的に株を購入するとなったら、1株100円の銘柄でも1単元100株〜となっていて、100株単位で購入する必要があります。
そうなると、100円の株価でも10,000円の元手が必要となってきます。
LINE証券は1株から購入が可能なので、100円や1000円で株が購入できます。
たとえば、TOYOTAの株はここ最近の高値で8000円ほどしましたが、そうなれば80万円ないと買うことができません。
LINE証券は1株単位8000円で購入できるので、気軽にTOYOTAの株を購入することができます。
株のタイムセールがある
LINE証券の魅力のもう一つはタイムセールです。
TOYOTAの株もタイムセールになったことがあります。
私も1度、ユニ・チャームの株をタイムセールで購入しました。
タイムセールの銘柄は翌日からしか売却できませんが、最初から5%や7%オフになっているので、凄くお得です。
最初からそれだけお得に買えるということです。
株主優待や配当金にもしっかり対応
株といえば、株主優待や配当金。株主優待は、桐谷さんでとても身近な存在になったかもしれません。
LINE証券は1株単位での購入となるので、それだと株主優待には対応していません。
ただ、配当金などは1株単位で受け取る権利があります。
株主優待も、各銘柄別に100株〜でクオカードなど、配っているので、いきなり100株購入が難しくても毎月5株や10株ずつ積み立てていけるのが嬉しいポイントです。
LINE証券で購入できるオススメ株主優待
LINE証券は限られた銘柄しかないので、ヴィレッジヴァンガードなどの高利回りの会社がなかったりします。それでもオススメな株主優待があります。
- ビックカメラ
100株で年に3000円の買い物優待券がもらえます。
さらに8月の優待権利確定の時に1年保有でプラス1000円。
2年保有だとプラス2000円。
100株80000円で、2年後には5000円の株主優待が貰えると考えれば、凄くお得ですね。
- イオン
100株で3%キャッシュバックのオーナーズカードがもらえます。
こちらも保有数や保有年数でさらに利率が増えます。
イオンの映画館も1000円になるので、とてもお得です。
ただ、1株2000円程度と、100株購入するには20万円程度の資金が必要なので、積み立てて買っていくのがよいかもしれません。
- 吉野家
- ゼンショー(すき家)
- マクドナルド
これらのファーストフードをはじめ、様々なお店の株にも対応しています。
こちらも資金は数十万円ほど必要となりますので、ゆっくり積み立てには良いでしょう。
LINE証券のデメリット
LINE証券は手軽に始めることができるメリットがありますが、やや不便なところもあります。初心者や手軽に始めたいという人には、下記のデメリットはほぼ気になりません。
全然気にしなくてもよいですが、参考程度に留めてもらえると嬉しいです。
本当に"少額"投資向け
少額投資に向いているのが強みではありますが、その逆の"巨額投資"としては今の所むいていません。
引き出しも最初は1日10万円までの制限があります。
上限を100万円まで引き上げることは可能ですが、三菱UFJ銀行は10万円までと不便です。
本当に少額投資向け、気軽に始めたい人向けです。
投資対象先が少なめ
LINE証券は上場している全ての日本株を買うことはできません。よく知られている有名企業にはほとんど対応しているので、初心者としてはそこまで心配することはないと思います。
上場したばかりのベンチャー企業などには対応していないので、そこはやや不自由です。
野村證券の資本が入っているので、ETFなどは野村證券が扱っているものに限定されます。
全体的にやや投資対象先が少ないのですが、気軽に始める程度ならば全然気にならないです。
信用取引ができない
信用取引、いわゆる”レバレッジ”を掛けた取引はできません。また、空売りもできないので、下げ相場の時にはLINE証券は不向きです。
"買いは家まで、売りは命まで"という格言があるように、空売りはとても危険が伴うこともあります。
LINE証券を使う層は、手軽層ということもあり、分かりにくい信用取引は不要なのかもしれませんね。
逆に言えば難しい知識などが不要な取引しか扱っていないので、初心者にはとてもおすすめできます。
売りたい時に売れない可能性も。。。
日中の取引時間中にシステムメンテナンスも行われることもあり、やや不便な時もあります。(損切りのタイミングでメンテナンスとぶつかったらシャレにならないです。。。)
購入した株を売ることができない場合があります。
下記のツイート主と同じ銘柄ですが、筆者も危険な目に合いかけました。
LINE証券のVIX短期先物ETFが朝から全然取り引きできないんだけど…
— お得にポイント貯める君🉐🅿️ (@poitatu) 2020年3月24日
これっていきなりストップ安ってこと⁈
売りたくても売れない😢#LINE証券 #VIX短期先物ETF pic.twitter.com/trcSBbOoXv
VIXという銘柄で、朝一からストップ安で、
この銘柄には売買の表示が出てこず、LINE証券ではどうにもできないこともありました。
LINE証券は相対取引を採用しているので、相場の変動が激しい時は、かなり不便さを感じるかもしれません。
なので、1日に何回も取引する人であったり、すぐに手仕舞いしてしまう人はオススメできず、
中長期的な目線で、手軽な金額からスタートする人にオススメです。
先程は下げ相場の時にはオススメできないと書きましたが、長い歴史を見ればずっと上げ相場なのは事実なので、中長期的な目線で見れる方はLINE証券でも十分です*1。
NISAに未対応
NISAに未対応なのも少し残念です。下記のように、利益を確定した際に、20.315%の税金が引かれています。
NISAだと、この税金部分が年間120万円まで非課税となります。
これは2023年までの期間限定の法律です。
1年を通して損をしてもお金が帰ってこないのに、利益をあげたら約20%取られるのです…
期間限定の法律で、やらなければ損(利益をあげたら20%の税金)となるならば、NISAにしておいた方が良いですね。
まとめ
以上LINE証券についてまとめてみました。100円程度で投資できるとはいえ、100円程度しか投資しないのであれば、無理にはじめる必要も無いです。
もう少し資金に余裕ができてからでも遅くありません。
ただ、株主優待目当てで、コツコツ積立をするのであれば、LINE証券はオススメです。
優待券目当てで、資金に余裕もあり、株の売却益も数年程度で考えているのであれば、NISAをはじめとした他の証券口座がオススメです。
では!
*1:VIXという銘柄は下げ相場の時に上がる特殊なものです。中長期的な目線ではあまりオススメできないです。。