読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
MENU

献血のメリットやその条件:僕が献血をおすすめする理由は血液検査だけじゃない!

健康
スポンサーリンク

献血の条件

f:id:noon8:20150906231931p:plain
生きるために血がどうしても必要な人達が存在しています。そうした人を助けるためにも「献血」というのは小さな一個人ができる大きな人助けだと言えるでしょう。しかしながら、そうした気持を持っていても、献血するためにはどうしてもいくつかの条件を満たさなければなりません。


誤解を恐れずに言うと、輸血される血液が汚染されていてはいけないので、やはりある程度健全な血液である必要があるからです。では、どのような条件を満たしていなければならないのでしょうか。

スポンサーリンク


6ヶ月以内に以下が該当したら献血不可

まず6ヶ月以内に

  • 不特定の異性または新たな異性との性的接触
  • 男性同士の性的接触
  • 麻薬、覚せい剤の仕様
  • HIV(エイズ検査)の結果が陽性だった(6ヶ月以前も含む)
  • 上記に該当する人と性的接触

これらの1つでも当てはまってしまうと献血はできません。これらはエイズ感染のリスクが高い人達を指しているので、できるだけそうしたリスクを排除するために上記の縛りをもうけています。もちろん麻薬などを使用した身体の血液で献血なんてのはもってのほかですが、麻薬の使用の際の針の使い回しによるエイズ感染もリスクとして十分に考えられるのです。


その他献血ができない条件

6ヶ月以内に上記に該当すればもちろん献血はできませんが、それ以外にも

  • 3日以内に出血を伴う歯科治療を受けた人
  • 4週間以内に海外から帰国した人
  • 1ヶ月以内にピアスのアナをあけた人
  • 輸血や臓器の移植を受けた人
  • プラセンタ注射薬の使用
  • 梅毒やマラリアなどの重大な病気にかかった人

上記のように感染症のリスクのある人や、血液がまだ正常でない可能性がある人も献血はできません。例えば親知らず抜歯後だと、傷口からばい菌が入っている可能性もありますし、4週間以内の帰国になると、何かの病気に掛かっている可能性もあります。僕も留学から帰ってからすぐには献血はしませんでした(できませんでした)。

スポンサーリンク


分からなかったら電話で問い合わせ

また、3日以内に薬を服用している人や1年以内に予防接種を受けた人なども検診医による判断が必要です。事前に自分の服用している薬(常備薬)が献血しても良いのかどうかは電話などで確認することもできます。


医師による当日の判断

以上、簡単に献血ができない条件を書きましたが、最終的な判断は当日の検診医に委ねられます。条件的には全て大丈夫なのに体調に少しでも不安があれば、献血はできませんし、薬の使用用途によっては、断られる可能性もあります。


とりあえず行ってみなければ分からないことも多いので、ドナーとして100%献血ができると期待はせずに献血センターへ行きましょう。もちろん献血の強要はしません。あくまでボランティアでしかないのですから。

スポンサーリンク


献血のメリット

複数回献血クラブ

献血には、複数回献血クラブという過去の献血記録を見たり、成分献血の予約などができるサービスがあります。また、血液が足りない時に優先的に電話が掛かってくるので、ボランティア精神溢れる方は複数回献血クラブに入っておくとよいでしょう。


僕も、いつでも献血に行けるようにチェックをすることで、不測の事態に僕が役に立てば良いなと思い登録しています。もちろん過酷の献血記録を見ることができるので、健康管理としても優秀なサービスだと思います。


血液検査:血液の成分検査ができる

献血をすることで、生化学検査(γ-GTPやコレステロールなど)や血球係数検査(赤血球数など)を知ることができるので、自分の健康を知るという意味でもメリットがあります。特にコレステロール値やγ-GTPの値は血液や肝臓の健康を直接知るための印になるので、健康管理という意味でも献血にはメリットがあります。


こちらが実際の成分検査の表になります。僕の数値は全て正常値ですが、これからも健康維持に努めたいと思います。
f:id:noon8:20150906220440p:plain


この表にあるγ-GTPは肝機能を、グリコアルブミンが血糖についての指標を表しますので、かなりしっかりと調べることができます。もしこれらの成分検査を病院で行うとなれば、お金がかかってしまうのでお得感がありますね!



血を抜くことは健康維持のためにも良いと言われているその真相

血抜き療法として「瀉血(しゃけつ)」というものがあり、「血を抜くことで身体の老廃物を一緒に出す。血を新しく作ることで新陳代謝を高める」などといった効果が期待されていると言われています。詳しくはウィキペディアを参照にしてもらいたいのですが、、、
瀉血 - Wikipedia


献血に行き身体の血を抜いて健康になる!というのは、そもそも裏付けられたデータというものがありません。確かに医学療法的に血を抜く行為はありますが、だからといって血を抜く行為は健康術とは言い切れません。噂では血の循環が良くなって肩こりがなくなる!なんて意見もあったりしますが、そうした真相もまだまだ分かっていません。


医学的に裏打ちされているわけではないのですが、血を抜く行為は悪くはないと思っているので、オカルトでもいいから「献血は体に良い!」と勝手に解釈しています。笑 慢性的に貧血の方などは、血を抜く行為よりも血を作ることに専念してくださいね!

スポンサーリンク


エイズ(HIV)を目的とした検査は無理

献血をすればエイズウイルス(HIV)の検査結果も聞けると思っている人も中にはいるようですが、それは間違いです。現在では、そうした不純な目的(エイズウイルスの検査)で来る人を防ぐために、エイズに感染しているかどうかの検査結果は通知しないようになりました。


もしエイズウイルスの検査をしたいのであれば、最寄りの保健所で匿名かつ無料で行うことができます。エイズ検査を目的に献血を行っても無意味ですし、何より思わぬ事故に繋がるだけですので、絶対にやめましょう。


献血による記念品

献血センターによって異なりますが、献血を行うとその回数ごとに贈答品や軽いお土産を貰うことができます。インスタントのカレーやふりかけなどを貰ったりできます。また、全ての献血センター共通で、10回以上の献血に協力された方には、その都度に表彰されるようです。顕彰の規定は以下のとおり。

献血の回数 記念品
10回・30回・50回の倍数 ガラス器
60歳で50回以上を迎える ガラス器・感謝状
68歳で50回以上を迎える 感謝状
70回以上 銀色有功章
100回以上 金色有功章


100回以上の金色有功章が欲しいと思うのは僕だけでしょうか。笑
f:id:noon8:20150906223229p:plain


感謝状もガラス器もそして金色有功章も全て赤十字や患者さんからの感謝の意を表しているのでしょうが、これありきで献血するのも良いと思います。達成感を味わうためにも献血を行い、それがまた人のためになるんですから。


僕も10回目の記念品を頂きました。
f:id:noon8:20151011003353j:plain


またその日はポイントが溜まってティッシュペーパーと、20代ということで付箋紙も貰いました。これも人のためになると同時に自分の満足度も上がりますからね。
f:id:noon8:20151011003354j:plain


献血ルームでくつろげる空間!

僕が献血の一番のメリットと思っているのが、献血ルームの空間です!


献血ルームは、採血後に休憩できるようにゆったりとした空間を作っています。そしてなんとジュースやお菓子が無料で飲めたり食べられたりできます!Wi-Fiスポットもあったり電源もあるので*1、快適にパソコンで作業することだってできるんです!


人のための献血でもありますが、その後はリラックスできる環境でくつろげるというメリットもあるので、それで僕は献血が好きになったのかもしれません。なので、400mlや200mlの献血しかできず、ゆったりと休めない献血バスでの献血は過去に1,2回しかありません。

スポンサーリンク


献血後注意すべきこと

血液の回復はどれぐらいか

献血で400mlなどを抜かれると、体内の血液量は大丈夫なのか心配になりますよね?でも安心してください、血液量で言えば3~4時間程度で通常時に戻ります。ただし、赤血球の回復には3~4週間は時間が掛かるので、血液量が回復しても成分としての回復には1ヶ月程度は掛かります。


なので400ml献血をした後は3ヶ月献血ができないような制度になっています。成分献血は2週間で献血ができるようになるのは、血漿や血小板の回復は赤血球と比べてとても早いからです。


気分が悪くなったら

実は僕が体験したことなのですが、献血をした後に気分が悪くなったことがあります。しかもそんな時に限って尿意を催すんです。。。その時はトイレまで車いすを使って行きました。笑


このように献血をすると気分が悪くなったり、立ちくらみをすることがあります。献血後平気でも水分を十分に取ったり、ゆっくり献血ルームで休むなりしましょう。


また献血後のトイレは血圧が下がる可能性がありますので、男性の方は必ず便座でするように。

スポンサーリンク


血液の売買は禁じられているが気になるお値段は?

もう十数年前に「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」によって、血液の売買は禁じられるようになりました。そもそも血液の売買が許されてしまうと、それを目的に群がってしまう人が増えてしまうので、自分の血液の安全性を鑑みずにむやみやたらに献血しようとしたり、ホームレスで溢れかえってしまう...という問題がありました。


ちなみに、取引されている血液の値段は
400mlで18,000円というのが相場らしいです。


また、血小板などの成分献血になるとその数倍の値段で取引されます。過去に看護師さんに、成分献血の値段を聞いて驚きましたが、ここで書くことは控えておきます。。。どれだけ自分の血液が高価なものであるのか身にしみました。


しかし成分献血(血漿や血小板)となると血を抜くだけでなく、さらに血液から成分を分離する必要があるなど手間が掛かってしまうので、どうしても費用が嵩んでしまいます。故に400mlの血液よりも高価になってしまうのですが、400mlの血液が2万円弱するってのも普通に驚きですよね。


先日テレビで観たのですが、中国のある農村では、売血が産業として活発化してしまい、終いには針の使い回しによってHIVが蔓延してしまった経緯があったそうです。そして中国の薬品会社によって今度はHIVの治験に利用されてしまい死者まで出たようで、、、売血が産業として活発化するというのも衛生的にも社会的によくない結末が待っていると思います。


だからこそ、献血ドナーはボランティアが基本であるべきであり、安全な血のやりとりに際して、それなりの経費がかかってしまうというの頷けると思います。しかし、日本赤十字社が完全にドナーにとって健全な運営を行っているかと言われたらそうとも言い切れないでしょう*2から、赤十字に対して強いアレルギーのある方は献血をしない方が多いです。笑 ただ僕は、血を必要としている人がいるのならば、健全である今の自分の血を存分に利用してもらえたらそれでいいと思っているだけです。

スポンサーリンク


献血で導入して欲しい制度

貢献度による輸血制度

しかし献血をする人もいればしない人もいます。ボランティア感覚でやっているのですが、もし自分が事故にあった時は、少しは優遇してもらってもいいんじゃないかなーなんて思ったりもします。これまで貢献してきた人を優先的に輸血するという制度を作れば、みんなが献血を真剣に考えると思うんです。


血液もご存知のように型が異なっていますので、同じ型がない場合は、順番待ちになったりします。そうした時の優先順位制度を作ってもらえたら純粋に嬉しいです。しかしそうした制度がなくても献血はこれからも行っていきます。


回数に応じた健康診断

赤十字では人間ドックを行っているので、献血の回数に応じて人間ドックの割引制度などがあれば良いなと思いました。


赤十字が持っているリソース(病院としての機能や血液センターとしての機能)を掛けあわせることで、さらに献血をする方が増え、そして健康な人が増えるという好循環になると思います。これって凄くいい制度だと思うのですが、赤十字さんは是非検討して欲しいです。


血液型はABOだけでない!HLA検査について

血液型と言うと、A型、B型、O型、AB型の4つがあるというのは常識*3です。血液型占いが大好きな日本人は知らないはずがありません!笑 しかしながら、血液は簡単に4つに分類できるものではありません。血液型というのは主に赤血球の型を示しており、白血球にも実は型が存在しています。HLA(ヒト白血球高原:Human Leukocyte Antigen)と呼ばれるものですが、その型は数万通りあると言われています。


このHLAは移植などで重要な数値になってくるので、同じ血液型と言えども血液などを受け付けない(拒否反応を示す)場合は、さらに詳しく分類してHLAが適合するかまで調べなければなりません。


血液型は、両親の血液型の組み合わせであるのと同様に、HLAも両親のHLAの組み合わせになるので、兄弟がいれば全く同じHLAの型になる確率は4分の1と言われています。25%と言われるとすごく高確率なイメージをしてしまいますが、実はその型の組み合わせは全くの他人と一致するには数百〜数万分の1の確率とまで言われています。


赤十字ではHLA検査の協力もお願いをしています

以上のように、通常の血液型とは異なるHLAこそ自分の情報を登録しておくべきものと言えるでしょう。血液型のみならずHLAが適合するドナーを探している方も大勢いらっしゃいますから、献血に久々に行くという方は、このHLA検査の協力要請に快く受けていただければなと思いました。


都合の良い時間帯をかけば、それに合わせて連絡をしてくれるので、無理強いはされることはありません。


自分のHLAを把握することは大事だと思いますが、血液型占いみたいにHLA占いなんてのも出てきたらそれこそ奇妙です。笑 4つの通りしか存在しない血液型占いより、数万通りあるHLA占いの方がまだ信ぴょう性がありそうですが、そこまでいったらWHY JAPANESE PEOPLE!!!ですw 
〔追記〕HLAを把握すると書きましたが、後日聞いてみたところ自分のHLAの型は知ることができないようです...別の機関で調べることはできると思うので、詳しく知りたい方はそちらで聞いてみるとよいでしょう。


ちなみに海外では血液型占いなんてのはもちろん存在しませんし、大事なプライベート情報なので、外国の方に簡単に血液型を聞いたりしないように!

スポンサーリンク


まとめ

献血ルームは綺麗な場所で、素晴らしい立地にあったり、そしてお菓子もジュースも無料。どれだけ赤十字は儲かっているんだ...と疑いたくはなりますが、人のためと思って献血をするのも良いですし、献血ルームでくつろいだり、表彰を受けるためなど自分のために献血をするのもありだと思います。


今は10回程度しか献血はしたことありませんが、当然目標は100回です!自分のため、そして他人のためにもこれから献血ライフを送りたいと思います!


献血デートなんてのも流行ればいいなと思いますが、こういうデートを嫌がる人もいると思うので、1人でこっそり行くのがオススメです。笑


では!

*1:献血ルームによって状況は異なりますが。

*2:天下りなどの運営体制などをここでは述べています

*3:同じA型でも+と-がありますがここでは割愛します