iPhone6のキャリア契約
前回の記事で、iPhone6のキャリア契約について考察しました。それは、「どうしてもキャリア契約をするならどうする?」という前提で、格安SIM派の僕にとっては少し骨の折れる記事でした...
au iPhone6 vs SIMフリーiPhone
以下の条件で比較をしてみたいと思います。
- iPhone6 64GB
- IIJmioの電話機能付きSIM(3GB)
auのiPhone6の計算
今回はauのiPhone6の64GBを中心に考えてみます。プランはもちろん、一番良いとされるフラットLTEとの比較です。このフラットLTEに勝ってこそ、SIMフリーiPhoneが最強という証明になります!auのLTEフラットの料金は6,480円で、iPhone6の64GBはさらに1,155円の上乗せですので、auでの月々の支払い料金は7,635円となります。
SIMフリーiPhone6の計算
さて、日本のSIMフリー携帯を購入しますと、端末代金は89,800円(税込み96,984円)。また、IIJmioの音声通話付きSIMは月々1,728円(税込)となっていますので、96,984÷24 + 1,728 =5,769円
つまり、格安SIMとSIMフリーiPhoneの毎月の支払料金は5,769円となります。
キャリアと格安SIMの比較!
つまりauでの利用とSIMフリーでの運用差は月に1,866円となり、24ヶ月で44,784円になります。これは、格安SIMで運用したほうが2年間で約45,000円お得になるということを意味します。スポンサーリンク
キャリアには割引が存在する!
キャリアの方が45,000円も損をするのかと言えばそうではありません。キャリアには、端末料金の割引であったり、キャッシュバックが存在します!つまり、45,000円以上もの割引サービスが享受できそうならば、格安SIMを使うよりもauなどで契約したほうが安くつくのです!
格安SIMという名前に惑わされて、こうしたキャリアの安さに目を向けないのもよくありません。auのiPhoneだって安いんですよね!しかしキャリアiPhoneにだって弱点はあります。本当に45,000円以上の割引があっても単純にキャリアが良いとも言い切れません。
キャリアiPhoneの弱点
しかしながら、キャリアiPhoneには弱点があります。
- ロックが掛かっている
- 2年の縛りがある。
SIMロック
キャリアのiPhoneにはロックがかかっています。これのせいで、海外でも利用できませんし、2年利用した後、格安SIMで運用しようと思っても利用できなかったりなど、デメリットがあります。
このロックが解除できるかどうかで、iPhoneの価値も変わってくるので、リセールを考慮するならキャリアのiPhoneは微妙です。
2年縛りの存在
キャリアの2年縛りもかなり面倒です。長期で海外に行く際に、解約することも難しくなります。格安SIMとSIMフリーiPhoneだと、いつでも解約できますし、そのiPhoneを海外で利用することだってできます。
また、iPhoneは中古市場でも人気なのであまり値下がりしません。なぜ同じものを2年間も使う必要があるのでしょうか?SIMフリーのiPhoneを利用していれば縛りがないので、新しいiPhoneが出てくれば、古いiPhoneをすぐに売り、新しいiPhoneを利用できます。
どんどん進歩する端末ですので、新しいものを触れる機会はこれからは増やしていった方がいいと思うわけです。ということで、iPhone(もしくは新しいスマホ)にチェンジしていきやすい環境の為にも
SIMフリーiPhone+格安SIMでの運用はお勧めできます!
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まとめ
iPhone6をSIMフリーと格安SIMで運用する際のメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- 2年縛りなし→来年も新機種買える
- 海外で利用できる
- 安い!
- 「え?まだキャリアと契約してるの?ww」とドヤ顔できる
デメリット
- auのLTEは7GB使えるというのは正直羨ましい!(今は7GBの格安SIMもあります)
- au窓口のお姉様方、お兄様方との触れ合いがなくなる
以上にまとめることができます。それぞれ最後の一言はやや余計ですが。
正直、キャリアと契約するとLTEが7GB使えるのは羨ましいですが、毎月1GBでiPadminiを使ってきた自分からすると、そこまで必要でもないです。今の格安SIMは、昔と同じ料金で3GBも使えるようになりました。フレキシブルに対応したい時に、違約金1万円とか本当にめんどくさいですよね。
(読み飛ばしてもイイヨ)ーーーーーここからーーーーー
もしAヶ月後にauでの契約を打ち切った場合、以下の損失f(A)がある。ただし、Aは1~23の整数である。
f(A)=(違約金+残債+利用料7470×A)ー(機種代+利用料1728×A)
ちなみに残債は、(24-A)96120/24 と表す事ができる。
これより
f(A)=1733Y+9396円
もし1年(12ヶ月)で解約をしたとすると
f(12)=30,240
よって、損失f(Y)を最小に抑えるには、1ヶ月後に解約する事が望ましいい。しかしながらauと契約をすることに何かしらのメリットを感じて契約をしているわけで、損失を0に抑えるためには、早くSIMフリーiPhoneにしなさい!ということですね。笑
ちなみにA=0の時に判断をして、SIMフリーiPhoneにするというのが、この時の正解です。もしくは、
A=24の時に違約金なしの解約をしMNPしてキャッシュバックを貰ってまた直ぐにMNPしてIIJmioにすることです。笑
ーーーーーここまでーーーーー(読み飛ばしてもイイヨ)
結論
MNPとキャッシュバックで一人当たり5万円以上の利益が見込めそうならキャリアのiPhoneも考慮してOKです!
SIMフリーとの差が2年で4.5万円ということは、キャッシュバック等でそれ以上を見込めるならキャリアとの契約も魅力的ということです。
ただし、2年間は同じ機種を使わなければならないという制限があります。僕は今使っているiPadminiがもうすぐ2年間になろうとしています。このことから、キャリアと契約せずに自分で購入してよかったなと実感しています。
iPhoneにしても、新しい機種を毎年買い替えたり、または柔軟に使っていきたいとおもうなら、格安SIMはおすすめです!それでも難しいことはよくわからないという方は、キャリアとの契約でも全然いいと思います。
では!